心霊探偵 八雲 赤い事件ファイル

著者 :
  • 宝島社
3.50
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本棚登録 : 285
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796677356

感想・レビュー・書評

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  • これ、角川文庫じゃないじゃん(汗)
    いわゆるファンブック的なものですね。
    キャラ紹介、事件と時系列の紹介
    著者の創作ノートなどが掲載されています。

    あと、短編もひとつ入っているので
    シリーズにつきあってきた読者としては
    なかなかお得な文庫本だったかも。

  • イマイチ。

  • 面白かったけどどの話がどの巻、とかが全く思い出せない。。。

  • 6巻以降のお話も少しだけあり、ちょっと後悔。予習になりました。

  • ファンブックではありますが、作者を知ることの出来る内容でよかったです。独特の小説の作り方。ビジュアルてきな小説を書く意味も、ミステリーではあるけれど推理小説よりヒューマンストーリーということも。そして主人公についての記載でイケメンと書かれていないのに自分も例に漏れず。。。イケメン系のイメージを持っております。挿絵のイメージや漫画のイメージ、アニメのイメージがはまるというか、おそらく作者がイメージ細かく伝えているのだと思います。

  • ファンブックです。
    最初20Pほど外伝小説が載っています。

  • 八雲シリーズのファンブック。書き下ろしあり、インタビューあり、設定資料ありともち沢山です。八雲ファンなら見て損はないはず。

  • 作者本人による、公式ファンブック。
    書き下ろし短編や、ロングインタビュー・制作過程・刊行作品の紹介など、内容は盛りだくさん。
    制作過程の掲載は賛否両論ですね。こういうところまで出すのって、どうなんだろう? 読者は作品が読みたいわけであって、必ずしも制作過程が知りたいわけじゃないしね……まぁ、興味がなければ飛ばせばよいわけだし(すいません)、作家を目指している人には、参考の1つになるからよいのかな?
    本そのものは、八雲ファンなら読んで損はないかと。

  • 八雲のデータファイル

  • “「遠回しな方法を使わず、素直に言えばいいものを……」
    八雲が、大口をあけてあくびをした。
    ――一番素直じゃないのは、八雲君でしょ。
    思いはしたが、晴香がそれを口にすることはなかった。
    今、機嫌を損ねられたら元も子もない。それに、口の達者な八雲に余計なことを言えば、何倍にもなって返ってくる。
    「じゃあ、素直に言うね。実は……」
    「断る!」
    晴香の言葉を遮るように八雲が言った。
    「え?」”

    書き下ろし外伝を含む、ガイドブックといった感じ。

    このシリーズは文庫化になると同時に改稿されている。
    それが金のない身としては少し悲しいというかなんというか。

    “『八雲』は家族の話でもあります。深い絆で結ばれた家族のような仲間たちがいる。一方では、血はつながっているのに宿敵として対立する父子。同じ思いを持ちながらも、血がつながらないばかりに、すれ違う男女もいる。様々な家族の形を描いています。ここまで私が家族のあり方にこだわるのは、幼少期のトラウマのためです。
    私は自分の殻に閉じこもりがちな、あまりしゃべらない子供でした。そのためか学校でもひどくいじめられるようになり、いつも祖父のお墓で泣いていました。
     孤独な神永少年を陰からずっと見ていてくれた人がいた。泣き場所にしていた寺の住職夫婦だった。何かあったら、手を差し伸べようと、黙って見守ってくれていた。
    八雲の叔父である一心は、その住職さんがモデルです。八雲の苦しみは、私の苦しみでもあった。八雲の成長物語を描いたのは、私自身が成長したかったからかもしれません。”

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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