ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796677394

感想・レビュー・書評

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  • 単行本で買ったばかりだったが、書き下ろしの短編が追加されているし、最新作の著者解説が増えているし、年表等も改訂されているので、またまた購入してしまった。
    「おわりのご挨拶」で、「私の物語世界はようやく折り返し点にたどりつきました」とあるが、どういう意味だろう?

  • 海堂ワールドを満喫しています。「ひかりの剣」では医学生だった速水もこの作品では外科医。「ジェネラルルージュの凱旋」の15年前、そして同作の他の視点からの物語、そして1年後、の3部作。それぞれの時期での、速水の変化が興味深かったです。それにも増して(?)作者による「海堂尊物語」。面白い!の一言に尽きます。それにしても、勤務医でありながら、執筆活動に講演などなど。作詞のすごさを垣間見ました。

  • しまった。失敗した。
    スピンオフの短編3つの後は自伝?
    これはいらんわ。
    ここから先はまたいつか読むかも
    読まないかも。
    短編はまあ面白かったよ。

    こんな無理矢理な構成の文庫本なんで出したんかな?

  • 駅施設内交換本。

  • 単行本+α。速水先生の挫折とルージュの真相を知れる。佐藤ちゃん、言動が似てきたな。そして医療に携わる海堂尊としての物語も面白い。

  •  「ジェネラル・ルージュの凱旋」外伝といった内容の短編小説3本含む著者の解説集とでも言うべき本。
     救命救急センターの速水が伝説になった事故を描いた「伝説1991」、そして部長職に就いた後に起こった事故を描いた「疾風2006」、速水が去った後の救命センターを描いた「残照2007」。どれも面白かったが、速水が格好良すぎる。
     ちょっと脚色しすぎかなと感じる部分もあるが、それはそれで小説なのだから面白いと思う。

  • ジェネラル・ルージュの凱旋にまつわる短編が三作。残り半分はエッセイ、自作解説、年表や登場人物リストなどといった公式ファンブック仕様の一冊。

    短編の中では三船事務長が語り部の疾風が好きです。いつも経営と医療に板挟み状態の事務長さんは、The苦労人って感じ。お金さえあれば全て解決するのに。病院の経営悪化は現実問題でもあるので、どうにかならないものかと考えてしまいました。

  • 僕の大好きなヒーロー 速水晃一の伝説をもたらした物語の一編。
    医師、いや仕事の本懐はなにかといろいろ重たく感じる。

  • ナイチンゲールのメルヘン具合よりましだが、俺TUEEEEEもあんま好きじゃねえ。

  • やっぱり速水先生かっこよすぎ。

    後半は、のんびりと読ませていただきました。
    学会や厚生労働省に、ずばずば言えて素晴らしいと思います(特に学会)。
    今後も、ご活躍を期待しております!

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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