ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)
- 宝島社 (2010年6月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796677394
感想・レビュー・書評
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単行本で買ったばかりだったが、書き下ろしの短編が追加されているし、最新作の著者解説が増えているし、年表等も改訂されているので、またまた購入してしまった。
「おわりのご挨拶」で、「私の物語世界はようやく折り返し点にたどりつきました」とあるが、どういう意味だろう?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海堂ワールドを満喫しています。「ひかりの剣」では医学生だった速水もこの作品では外科医。「ジェネラルルージュの凱旋」の15年前、そして同作の他の視点からの物語、そして1年後、の3部作。それぞれの時期での、速水の変化が興味深かったです。それにも増して(?)作者による「海堂尊物語」。面白い!の一言に尽きます。それにしても、勤務医でありながら、執筆活動に講演などなど。作詞のすごさを垣間見ました。
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しまった。失敗した。
スピンオフの短編3つの後は自伝?
これはいらんわ。
ここから先はまたいつか読むかも
読まないかも。
短編はまあ面白かったよ。
こんな無理矢理な構成の文庫本なんで出したんかな? -
駅施設内交換本。
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「ジェネラル・ルージュの凱旋」外伝といった内容の短編小説3本含む著者の解説集とでも言うべき本。
救命救急センターの速水が伝説になった事故を描いた「伝説1991」、そして部長職に就いた後に起こった事故を描いた「疾風2006」、速水が去った後の救命センターを描いた「残照2007」。どれも面白かったが、速水が格好良すぎる。
ちょっと脚色しすぎかなと感じる部分もあるが、それはそれで小説なのだから面白いと思う。 -
ジェネラル・ルージュの凱旋にまつわる短編が三作。残り半分はエッセイ、自作解説、年表や登場人物リストなどといった公式ファンブック仕様の一冊。
短編の中では三船事務長が語り部の疾風が好きです。いつも経営と医療に板挟み状態の事務長さんは、The苦労人って感じ。お金さえあれば全て解決するのに。病院の経営悪化は現実問題でもあるので、どうにかならないものかと考えてしまいました。 -
僕の大好きなヒーロー 速水晃一の伝説をもたらした物語の一編。
医師、いや仕事の本懐はなにかといろいろ重たく感じる。
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やっぱり速水先生かっこよすぎ。
後半は、のんびりと読ませていただきました。
学会や厚生労働省に、ずばずば言えて素晴らしいと思います(特に学会)。
今後も、ご活躍を期待しております!