ランウェイ・ビート (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 503
レビュー : 72
  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796678346

作品紹介・あらすじ

ある日現われたおしゃれな転校生ビートは、イジメられっ子犬田のファッションを大改造して一躍クラスの人気者に。「誰にでもポテンシャルはある!」ビートの魔法の言葉に勇気づけられ、ファッションに興味のなかった仲間たちが前代未聞の現役高校生ファッションブランドを立ち上げる。彼らはファッション業界に革命を巻き起こせるのか?日本ラブストーリー大賞作家が贈る感動の青春小説。

感想・レビュー・書評

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  • 何の予備知識もなく、原田マハさんの本だから!という理由で、いつもの古本屋さんで手にした本でしたが…
    ケータイ小説でした!

    「BOOK]データーベースによると
    ある日現われたおしゃれな転校生ビートは、イジメられっ子犬田のファッションを大改造して一躍クラスの人気者に。「誰にでもポテンシャルはある!」ビートの魔法の言葉に勇気づけられ、ファッションに興味のなかった仲間たちが前代未聞の現役高校生ファッションブランドを立ち上げる。彼らはファッション業界に革命を巻き起こせるのか?日本ラブストーリー大賞作家が贈る感動の青春小説。


    ラブコメ好きですが、さすがに…
    高校時代ならハマったんだろうなぁ…(笑)

    それにしても原田マハさん
    【楽園のカンバス】から【ランウェイ・ビート】までって…
    すごい!!

  • 昨年一年ハマっていた、原田マハさんの著作。
    なんと“ケータイ小説”との形式で、引き出しが多いなぁ。。

    夢を追い求めること、夢と折り合いをつけること、、

    一つの喪失と一つの誕生は、文体こそ今風ですが、
    昔ながらの王道の物語とも、感じました。

    結末的には大団円になるのかな。
    ポテンシャルを引き出すってのは素敵だなぁ、とも。

    なお、ケータイ小説については、賛否両論あるようですが、
    個人的には、“物語”に浸るのに入り口はなんでもいいかな、と。

    大事なのは、受け手の心に響くかどうか、だと思いますから、、
    なんて、『書店員の恋』を思い出しながら。

    こちら、映像化もされていて、そちらはそちらで青春な出来でした。
    設定は結構変わっていましたが、エッセンスは出せていたかと。

    そういえば、久々に“キバ”を見た気が。。

  • 「おしゃれなんて…」と思っていた高校生メイの前に、彗星のごとく現れた転校生ビート。彼のファッションにかける情熱が、そして彼の存在が、メイや、クラスのみんなや、はたまた周囲の大人までを変えていく。そんな「運命の出会い」を描いたケータイ小説の書籍化。

    一番の、そして率直な感想は「原田マハって文体を変身させるのが上手い!」
    連載時は「原田マハ」ではなく「maha」名義で書いていたそうで、それが原田マハと同一人物だということがその当時から知られていたのかどうかは分からないが、とにかくこの小説はいかにも「世の中のケータイ小説の比較的うまい方(←決して「プロ級にうまい方」ではないところもポイント)」という感じ。
    普通、どんな作家にも文体のクセがあって、同じ作者の本を何冊か読んでいるとそのクセも分かってきたりするのだけど、「楽園のカンヴァス」「カフーを待ちわびて」そして本作と読み進めてきた限りでは、彼女の素の文体がどれに一番近いのかよく分からない。カメレオン文体作家…。

    ストーリー自体は、もし原田マハが書いたのではなく無名の素人が書いたと言われて渡されたら「そこそこ面白いしファッション業界のことをよく知っているみたいだけど、話は超ご都合主義だしコテコテのネット小説文体だし中高生向けの少女小説だなー…」という感想を持ってしまったと思う。

    あとがきを読みながら、よしもとばななの「High and dry(はつ恋)」に少し通じるものがある作品だったなぁと感じた。

  • 溝呂木美糸(ミゾロギ・ビイト)転校生。
    凄いネーミング!

    都内の高校に彼が転校したことにより巻き起こる
    単純で、あり得なくて、バカバカし過ぎる物語。

    アップテンポのリズムに乗って、
    語り手を代えながらトップスピードで進んでいく。

    純粋で、可能性を信じ、熱い気持ちを感じる物語。

  • ある日デパートで見かけたイカした男の子ビート。それが突然自分の学校に転校してきた。そして、いじめられっ子だったワンダが、ビートによって大変身!いきなりジャニーズ系になってクラスの皆は(ノ゚⊿゚)ノびっくり!!
    ファッションに興味の無かった皆がビートによって変わり始める。
    そして、高校生デザイナーブランドを立ち上げファッション業界へ革命を起こすという、とても楽しいお話!

    かっこよくて、夢があって、若いパワーをサポートしてくれるオトナが居れば
    革命になる!今の現代なら、それもありえる!
    そして、恋もゆっくり育っていく。

    とても楽しく、あっという間に読めちゃう本です

  • とっても読みやすいです。中高生向きかな。
    マハさん、大好き。
    読後感爽やかな本が好きで、
    マハさんの作品はいつも裏切られなくて、安心して読めます。
    私の中にある「ポテンシャル」って、どんなものなんだろう。
    ビート君のような人に見つけ出してもらいたいです。

    映画でビート君をどんな人がどんな風に演じているのか、
    興味がありつつ、イメージと合っているかちょっと心配。
    でも、映画も見てみます。
    購入本

  • カッコいい高校生だな。
    イジメの世界からこんなふうに連れ出してくれる同級生がいたらみんな幸せになるね。

  • びっくり!
    浜田マハさんの小説で、感動の青春小説という事で選んだら、「ケータイ小説」でした!!
    ケータイ小説って初めて読んだ!

    ストーリとしては、ある日転校してきたビートという
    高校生が同級生と一緒にファッションでサクセスストーリを実現していく物語。
    いじめられっ子だったワンダをファッションで固めると、一気にクラスの人気者に!(普通はない、ケータイ小説なら許す(笑))
    「誰にでもポテンシャルがある」として、その潜在能力を信じで、高校生たちは突き進みます。
    学園祭でファッションショーをやったり、さらには彼らだけでファッションブランドを立ち上げたり。
    もちろん、途中、恋愛あり、苦難あり!
    そんな中、彼らのブランドはどうなるのか?実現できるのか?そして、恋のいく末は?
    登場人物が語り手となって、その目線で物語が進んでいきます。そして、クライマックスは?という展開

    ティーンエイジャー向けの青春小説です。

    自分自身、これでケータイ小説読者デビューになったわけですが、ケータイ小説はもういいな(笑)

  • 私服の高校だったので、どことなく学校の雰囲気が似ているなぁと。卒業式二部では同級生がつくったドレスきて、ヘアメイクしてもらってファッションショーのモデルやったなぁって懐かしくなった。今では決して味わうことのできない高揚感。青春。

  • 祖母に勧められて読んだ。誰かに勧められないとミステリばっかり読んでしまうから久々に非ミステリ読めて良かった。
    高校生の輝きが眩しい!

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著者プロフィール

原田マハ(はらだ まは)
1962年東京都生まれ。小6から高校卒業まで岡山で育つ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事株式会社、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館での勤務を経て、2002年よりフリーのキュレーターとなる。2005年小説化デビュー作の『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、『キネマの神様』で第8回酒飲み書店員大賞をそれぞれ受賞。2013年には『ジヴェルニーの食卓』で第149回直木賞候補、2016年『暗幕のゲルニカ』で第155回直木賞候補となる。2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞受賞。2019年『美しき愚かものたちのタブロー』で第161回直木賞候補に。

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