おやすみラフマニノフ (『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 1236
レビュー : 234
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796679015

感想・レビュー・書評

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  • ドビュッシーに続けて読破。

    演奏中の描写が長い…
    と感じる所もあったが、
    最後の最後に、
    さよならのラフマニノフの意味と
    結びついた時、はっとした。


    さよなら
    ラフマニノフ

  • 序盤から、初音さんの傍若無人っぷりにイライラー
    裕人も、ナヨナヨしすぎ!!
    最初は「実力不足の彼」みたいな感じだったのに、
    結局コンマスに選ばれるって言う謎。
    音楽系の学生たちってみんなこんなかんじなのかな。
    全然遊べないじゃんー
    根っからの金持ちと、
    非凡な才能をもちあわせていない限り
    安定とは程遠い卒業に向かって練習するしかないのかー

    自分たちで選んだ道とはいえ、
    彼らと同じ学生でありながら
    私立文系でのほほんとしてきた自分が恥ずかしくなった。

    トリックとしてはくそ単純だけど、
    人間描写と音楽描写の技巧によって
    厚みをもった話しになってると思う。

  • 文章で読む音楽はなんだか難しい。
    ついつい眉間にシワを寄せてそのシーンを想像してしまう。

    ミステリーとしては、さよならドビュッシーの方がおもしろかったかな。
    今回は音楽の描写がより多くなったせいで、ミステリーの緊張感が途切れ途切れな感じ。

  • 全部をひとつひとつの言葉で表現しようとして、
    量で攻めてくるところがやっぱり苦手でした。
    圧倒的な情報量に、
    登場人物の息遣いが消されてしまってるという印象。

  • 躍動感があり、一気読み。
    クラシックの知識がなくても、音楽の持つ情感や、魅力が、いきいきと感じられる。
    稀有な文章力。
    演奏者の喜びを、ともに分かち合える。
    密室からの楽器の消失、という謎はあるものの、ミステリではなく、音楽小説だと思う。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-4d76.html

  • 『さよならドビュッシー』のシリーズ。
    今度は弦楽器+オーケストラで話しが展開していく。
    ミステリーではあるが、それとは別に音楽の素晴らしさ、奥深さを伝えてくる。
    言葉で表現する音は、すさまじい感じがする。
    もっとこの分野に詳しければ、とっても楽しめたstoryだった。

  • 相変わらず曲の解釈部分の表現がすごい。

  • 「さよなら〜」の読後のため心づもりしていていましたが、更なる音楽への愛を浴びせられます(*^_^*)音楽家の息づかい、悲哀、業、繊細なものから壮大なものまでドドド〜っと。中山七里さん、この時点ではまだ会社員だそうで、力のある方は片手間でも書ききってしまうのですね...尊敬。

  • 「さよならドビュッシー」が気になってましたが
    こちらが図書館にあったので
    先に借りて読みました。

    音楽を文章にする、というのは
    本当に難しい事だと思うのに
    ここまで表現できるとは。
    息をのむ。
    やっぱ 音楽って素晴らしい!!

    トリックがイマイチだったので
    ☆4つで。

    あー、しかし 岬先生かっこよすぎ。
    私も将来の相談したかったー^^

  • 秋の定期演奏会の前にストラディバリウスが保管庫から姿を消した。
    コンマスの晶は講師の岬先生と犯人を捜し始めるが。
    前作 さよならドビュッシーを読んでファンになった。
    この2作目もよく出来ている。ちょっと演奏シーンのくだりがくどい部分も
    あるけど、前作に劣らない秀作。

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著者プロフィール

中山 七里 (なかやま しちり)
1961年生まれ、岐阜県出身。男性。幼少の頃から読書が趣味で、高校時代から執筆を開始。花園大学文学部国文学科在学中に江戸川乱歩賞に応募したこともあった。
就職後は執筆から離れていたが、島田荘司を生で見た体験から執筆活動を再開。2009年、第8回『このミステリーがすごい!』大賞で『さよならドビュッシー』と『災厄の季節』の2作が最終選考にダブルエントリーされ、前者で大賞を獲得して48歳で小説家デビュー。後者も、「読みたい!」との声が続出したため、『連続殺人鬼カエル男』と改題し、2011年に文庫本として出版される事となった。
代表作に『さよならドビュッシー』などの「岬洋介シリーズ」、『贖罪の奏鳴曲』にはじまる「御子柴礼司シリーズ」。多くの作品が映画・テレビドラマ化されている。

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