おやすみラフマニノフ

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796679015

感想・レビュー・書評

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  • 「このミス」系の中ではまあまあ、かな。「禁断のパンダ→蜜蜂のデザート」と続く拓未司氏の「料理ミステリー」と対をなしているのが、この中山七里氏の「さよならドビュッシー→おやすみラフマニノフ」と続く「音楽ミステリー」。どちらもまぁ楽しめるレベルで、問題はこれ以降だと思う。ちなみにどちらのシリーズも料理&音楽の描写が克明で、それがウリなんだけど、その描写、急いでいる時(道を歩きながら、とか)には中々楽しめない。ゆったりとした時なら楽しめると思うけど。でも、本当にゆったりとしている時には、重めの長編とか古典とかを読みたくなるか~。

著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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