魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 715
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796680394

作品紹介・あらすじ

大人気ソーシャルゲーム『魔法少女育成計画』は、数万人に一人の割合で本物の魔法少女を作り出す奇跡のゲームだった。幸運にも魔法の力を得て、充実した日々を送る少女たち。しかしある日、運営から「増えすぎた魔法少女を半分に減らす」という一方的な通告が届き、16人の魔法少女による苛烈で無慈悲なサバイバルレースが幕を開けた…。第2回『このライトノベルがすごい!』大賞・栗山千明賞受賞作家の遠藤浅蜊が贈る、マジカルサスペンスバトル。

感想・レビュー・書評

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  • 可愛い存在の魔法少女が殺し合う設定はそれなりに面白かったです。
    でも少し命が軽すぎるというか、魔法少女の人数が多い分読み手が登場キャラに愛着が湧ききる前に終わってしまったのが残念でした。
    魔法少女を半分の人数にしてでも物語に入り込める余地が欲しかったと思いました。

  • オタク友達との話し合いで懐かしくなり、買い直した作品。
    16人の魔法少女たちが、生き残りを望んで行動し、争う話。
    物語の起承転結を既に理解してはいたものの、森の音楽家クラムベリーが戦う描写は、もう一度読んでもやはり楽しめるものだった。音という概念を巧妙に応用した戦闘は、ベテランのなせる技である。

  • まどマギにハマっていたので、魔法少女って聞いて読んでみました。

    16人の魔法少女によるバトルロワイヤル的なストーリー。


    面白かった!!
    特にルーラが脱落した時は驚いた!

    魔法少女の姿は人間の時の姿とは関係がないのだけれど、言葉とか行動から、人間の時の姿を想像することができます。16人も魔法少女がいて+16人分の人間の姿があるけれど、ちゃんと特徴が書き分けられていて、わからなくなることはなかったです。とっても読みやすいです。

    私は守る人・守られる人の関係が好きなので、スノーホワイトを守るラ・ピュセル、ハードゴア・アリスが好きだな。

  • 大人気ソーシャルゲーム『魔法少女育成計画』は、数万人に一人の割合で本物の魔法少女を作り出す奇跡のゲームだった。幸運にも魔法の力を得て、充実した日々を送る少女たち。しかしある日、運営から「増えすぎた魔法少女を半分に減らす」という一方的な通告が届き、16人の魔法少女による苛烈で無慈悲なサバイバルレースが幕を開けた……。第2回『このライトノベルがすごい!』大賞・栗山千明賞受賞作家の遠藤浅蜊が贈る、マジカルサスペンスバトル!
    (2012年)
    — 目次 —
    魔法少女育成計画とは?
    プロローグ
    第一章 ブラック&ホワイト
    第二章 お姫様と四人のおとも
    第三章 魔法騎士
    第四章 月夜の魔法少女
    第五章 邪魔者にさようなら
    第六章 マジカルキャノンガール
    第七章 クラムベリーの秘密
    第八章 魔王の娘
    第九章 コスモスは戦場に似合う
    エピローグ

  • 知人が薦めていたので読んだ。
    私には薦める理由はわからなかった・・・

    ラノベ経験が浅く他と比較できないのだけど、
    マンガを文字で読んでいる感じ。
    情景がイメージしづらい(情景描写に力を入れない)分、
    こういう本は小説よりマンガの方がいいのでは?と感じた。

  • ライトノベル慣れしていないせいもあるのかもしれないけど、なんというか…惜しい感じ…。
    設定や物語の始まりはすごく面白い。それぞれ一人ひとつ魔法を持った魔法少女が生き残りをかけて戦う。
    ただ、残念ながら16人居る個性豊かな魔法少女が割とさくさく簡単に退場してしまうので、誰にも思い入れを持てなかった…。
    ボリュームが倍くらいになったらもっとのめり込めたのかもしれない…。

  • よくあるデスゲームサバイバルものだが、そこまで展開や伏線が練ってあるわけでもなく、参加者の多さから割とサクサク死んでいくので感情移入するタイプにはきつい。推理要素も特にないので、個人の性格に合うか分かれそう。

  • 競技の元に迫っていくようなゲーム小説かと思ったら
    ハードボイルドなバトルものだった
    一般に魔法少女のあるべき姿が
    「ご近所の平和を守る」「悪者を倒す」の
    どちらに重心掛かっているかは
    なんともいえないが
    会敵必殺の気合入った登場人物が何人もいて
    話の進行を上手く導く一方
    勝利より魔法少女の美学をきちんと踏まえたキャラ付けも
    しっかりあり
    とてもよく出来た1巻完結のバトルものである

    このライトノベルがすごい文庫の作品は3冊しか読んでいないが
    いずれも1冊で充分な展開を構成していてまこと感心
    電撃文庫とかとも差別化できているしたいしたものだ

  • 課金なしのソーシャルゲーム、「魔法少女育成計画」をしている者たちが勧誘されて「魔法少女」になっている。ある市では、彼女たちの新しい「ゲーム」が始まる……。魔法少女たちの泥沼な戦いです。「まどか」ありきでこの作品が成り立つんだろうなあと思いますが、「まどか」とは違う物語。うーん、えぐい。「魔法少女」が可愛くてきらきらしていて純粋だって、誰が決めたの? 面白かったです!続編も読もうっと。

  • まあ、なるほど

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著者プロフィール

1979年、新潟県生まれ。
『美少女を嫌いなこれだけの理由』で、第2回『このライトノベルがすごい!』大賞・栗山千明賞を受賞しデビュー。
代表作は『魔法少女育成計画』シリーズ(以上、宝島社)。

「2020年 『帝都異世界レジスタンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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