のはなしに~カニの巻~ (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 327
レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796682794

感想・レビュー・書評

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  • 大人気のエッセイ集書籍化第二弾です。ものすごく笑えてちょっぴり彼の歩んできた人生に思いをはせる。でもやっぱり馬鹿馬鹿しくて笑える。気持ちが沈んだときにこの本を読むと元気が出ますよ。

    僕はこの本についての話を書いたと思っていたら、昨日自分で自分の書いた記事を見直していたときにこの本について書くのをすっかり忘れたことに気づいて、前に読んだこの本をもう一度読み直して、いまここでこうしてこの記事を書いているのですが、やっぱり面白いんですわ。この人が書く文章。やっぱり、落語のエッセンスが体に叩き込まれているからなのでしょうか?彼の文章にはきちんと落ちがあって、抑えるところはきっちりと抑えてある。そして笑える。すごくいい本です。でも自己啓発とかの役にはまったく立ちません。

    この本に収録されている話の中で僕がいちばんすきなのは『プロポーズの話』で、伊集院光がいまの奥様にプロポーズしたときのエピソードがつづられているのですが、いい話だなぁと思うとともに本人曰く『ぶさいくがかっこつけてもしょうがない』や『イレギュラーに弱い』という反省箇所は、僕も思わずうんうんとうなずき、奥様が
    『私はここで殺されるのでは!?』
    とあとで伊集院に語っていたところにお笑いしつつ、僕もこういう夫婦になってみたいものだなと、まだ見ぬ伴侶を思っては、そんなことを考えていたのでした。

    伊集院ファンはもちろんのこと、初めて彼を知るきっかけとしても非常にいい本だと思っています。できれば、このシリーズを全巻を通して一気に読んでいただけると面白いかと思われます。

  • 鬼才 伊集院光氏の文庫エッセイ、3冊目。

    氏の話しぶりが伝わるラジオの方が面白いと言ってはいけないだろうが、氏の思考や話が活字としていつでも目にできるという意味では、とてもありがたい。

    どんどん文庫化していってほしいと思うのだが、ご本人が忙しすぎて監修する時間がないのだろうか?

    (108)

  • 気軽に楽しく読める。これって結構貴重じゃないかと思う今日この頃。ちょっと軽い読み物を、と思って手にとっても、なんだかだとケチをつけたくなって途中で放棄、ということが多くなったような。これも加齢現象かしらん。はぁ~。

  • 面白過ぎ! 著者の思考のすばらしさ(時にくだらなさ)と、口語体の文章表現は秀逸だと思う。一気に読了。「のはなし」は、前作イヌの巻、キジの巻同様に「謎の写真コレクション」がぶち込まれており、単行本よりお得感がある。単行本を買わなくてなんかすみません。

  • 読んだことは無いはずなのに「あれ?これ知ってる」がいくつかあったのは何故だ。
    テレビの伊集院光しか知らないとびっくりするかもしれないくだらない悪戯やダメガキっぷり、でも笑える。
    あとお父さんやお母さんとのエピソード、微笑ましいけど切ない…子供って…。あと落語家は粋ですね!

  • 奇声を上げて過度にダメな人を演じているように見えるラジオの伊集院とも、無駄に汗をかきながらニコニコして過度に良い人を演じているように見えるテレビの伊集院とも違う、面白い事物を誠実に伝える「のはなし」の伊集院が送る珠玉のエッセイ。
    「楽しく笑える」話から「心にグッとくる」話まで、温かい陽だまりのような話が満載。

    **************************************

    イヌの巻・キジの巻を読んで、めっさ面白かったから、
    カニの巻も読んでみた。
    カニの巻は、面白いだけじゃなく、ジーンとする話や感動する話があり、更に読み応えがあった。
    エッセイって、さくらももこ以外、あんまし読む事がないねんけど、これは、いろんな角度から楽しめるから、すごい気に入った。

  • 本読むの大好きだったのにここ数年集中力のなさ、目や頭の痛さで本を読む力がなくなっていて、1冊読むのにものすごい時間がかかっていたが、この本はくだらないからスラスラ読めて嬉しかった
    この本読んで、くだらない本を探しに行こう

  • 久しぶりに著者の本を手に取ってみた。相変わらず楽しい。

  • ちょっとマンネリ

  • 1のほうが衝撃だったかな。でも、やはり伊集院さん、笑えます。

  • 買うかどうかは、正直迷いどころですね…
    http://www.amazon.co.jp/review/R1NEIWTI0O8648/ref=cm_cr_rdp_perm

  • 好評のエッセイ文庫化第2弾。ネタ選びから話しのまとめ方まで上手い、そして面白い。電車の中で読む時は要注意だ。

  • 過去三冊で1番。
    「アウトセーフのはなし」は傑作。

  • 石原良純の話が面白い。というか石原良純が面白いのか。
    あとプロポーズがかっこよかった。こんなん言われたらキュンときちゃうわー

  • 読了。

  • あの喋りのテンポとか「どこ行くんだ!?」という感じが文章でも生きてる。そこはかとなくトラウマな(記憶をえぐる)感じが「自ギャグの詩」を彷彿とさせてなんか「あ〜」っとなる。(凄く良いコーナーだった・・・)

  • このシリーズはシュールでクスッて一人でニヤニヤできる本です(笑)ハタから見たら、ヤバい人かも(笑)

  • 脳内での伊集院ボイスの再生率がすごい。やっぱり電車の中で読むんじゃなかった。人間笑いをこらえると涙が出るんだねぇ。

  • 率直な感想は伊集院さんの言葉や想いが、優しい(笑) 面白いんだけど、人は決してけなさい。素敵なんだけど、笑える。

    『のはなしに』はエッセイ集だけど、こころが本当にホッとする話があったり、こころが本当にグサッとくる話があったり、本当に声だして笑っちゃう話があったり、全体のバランスが素晴らしい。

    お気に入りの話ベスト3をあげるなら「あの人は今」の話、「噛み」の話、「ノミの心臓」の話。

  • 「のはなしさん」が待ち遠しい…。数年後かー。

  • 「のはなし」シリーズ3冊目。伊集院の真価はラジオでのしゃべりにあると思っていますが、文章も程よく脱線が多くて面白い。天才。

  • イヌの巻、キジの巻同様とてもおもしろかったです。ラジオを聞くような流れのある語り口でつづられているお話が、声を出して笑うほど面白かったり、いい話なんて軽々しく言えないくらいぐっとくる話だったり、とことんくだらなかったり。一つ一つがよかったなあと思ったのですが、どれがよかったかなあと思い出そうとするとなぜか思い出せません。ですが、おもしい映画なり漫才なりで涙を流して大笑いした後全部忘れてるような、そんな満足感がいっぱいです。思い出せる好きだった話は、「居場所」の話、「トロンボーン」の話、「道路交通法」の話、「プロポーズ」の話、「矢印」の話、「ルー大柴」の話、「ワクチン」の話です。ちなみに私もパンツをテストフィットはナッシングです。

  • 78番乗り。紀伊國屋書店渋谷東急プラザにて購入。未読。10%還元週間だからつい買ってしまった。(2011/5/13)

  • 伊集院光さんの軽快なエッセイ。一つ一つの話が短く暇つぶしに最適、クスッと笑える話が盛りだくさん。
    これ書いてて思ったのだけれど、伊集院さんの肩書きってなんだろう?デブタレント?デブは失礼?でも自分で公言してるし、でもやっぱり他人に言われると腹立つかもしれないし。まあいいか。でもタレントというより芸人?クイズ番組によく出てるからクイズ芸人?あ、でもそれなら宇治原か。
    いろいろなテーマを設定して「○○」の話として伊集院さんがとりとめなく話を紡いでいく。「合コン」の話は秀逸。独身には若干役に立つと思いつつ、エッセイから合コン術を調達ってどうなんだろう。でも話術の優れた伊集院さんだから合コンの盛り上げ方とかすごいんだろうな。
    しかしながら、こういう落ちのある話をいくつも持っているのはすごいと思う。もちろんこういう人はネタ帳をいつも持ち歩いていて、おもしろいことがあったりするとメモして後で話を作るんだろうけど。自分は、話が下手だからこそこういう努力を惜しまずにしないとな、と思った。

  • 伊集院

  • 「女王様」の話は考えさせられた。
    「プロポーズ」の話は無駄なハラハラ感があった。
    「三田事件」の話は独白調なのが笑いを促す…笑っていいのかな、コレ。

  • 伊集院光は優しい。芸人にとって、優しいはホメ言葉ではないかもしれないけど、優しさが伝わってくるエッセイだ。それとともに、伊集院光は面倒くさい。面倒くさいは、よく気がついてしまうことによるもので、日常生活にわずらわしさを伴うが、表現者にとっては宝だ。

    本著は、リスナーにとってはいつもの伊集院光が楽しめるエッセイだろう。そして、テレビに登場する頭の良いタレント、もしくはデブで食いしん坊なタレントとして伊集院光を知っている人にとっては、奥さん想いの、後輩芸人想いの面が垣間見られて楽しいかもしれない。

    ファンの中には、エッセイでももっと毒電波をまき散らすことを期待する人もいそうだ。だけど、文章ならばこれぐらいのバランスがいい。キツいやつは、ラジオで聴きたいし。

  • 面白かった。ラジオで聞き覚えのある内容がちらほらと。

  • ■書名

    書名:のはなしに~カニの巻~
    著者:伊集院 光

    ■概要

    伊集院 光さんのエッセイ集

    ■感想

    素直に読んでいて面白かったです。
    やっぱり、元噺家さんだけあって、文才というか、言葉、文章、落
    ちのつけかたが分かりやすく上手いです。全くストレスなく文章を
    読めます。

    私は別にこの方のファンというわけではありませんが、気軽に読め
    るエッセイ集なので、普段本を読まない方にでもお勧めです。

    ■気になった点

    ・ちなみに「オイ、くそでぶ」と呼ばれても、続きが「500万円
     やるよ」だったら腹は立たないし、最上級の敬語で対応する。

    ・同じ接客業なのに、挨拶一つとってもこんなに違うのかと妙に
     感心。(動物病院と食べ物やの挨拶。例えば、動物病院では、
     帰る患者に"お大事に"というが、飲食店では、そんなことを
     言ったら何を食べさせたんだ?と問題になる。)

    ・"晴れ"イコール"良い"って考えは、誰の立場を基準にしたもの
     なのだ?(石原よし純さんの言葉)

    ・音のない病室で考えるのは、"僕がいなくても世の中は問題なく
     動いている"ということ。当たり前の話だ。

    ・子役タレントは大抵の場合、気持ち悪い。(大人よりしっかり挨拶
     が出来るから。)5歳の魅力は、"何を言うか、何をしでかすか
     分からないところ"だと思う。

  • どうやら前に文庫になる前に読んだ本だった。二度目だ。でも面白かったです。
    面白いエッセイをかける人は本当に頭が良い人だと思う。
    あまりエッセイはよまないけど、伊集院と奥田英朗は面白い。
    面白いことに気づけて、さらにそれを文章で他人に伝えるというのは相当だ。

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著者プロフィール

タレント

「2019年 『世間とズレながら、生きていく。(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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