- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796684354
感想・レビュー・書評
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▼福島大学附属図書館の貸出状況
https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB90233659
(推薦者:人間発達文化学類 昼田 源四郎先生)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本は『世界一わかりやすい放射能の本当の話』の続編です。具体的にどうやって放射能から身を守っていくべきか?今後、原発事故の収束にどれだけの日数や予算がかかるかなどかなり深いところまで書かれています。
この本は大反響を呼んだブックレット『世界一わかりやすい放射能の本当の話』の続編になります。前作と比べて違うところは「放射能から身を守る具体的方法」と「今後、福島原発はどうなるのか」について深く言及しているということろで、この薄さでここまで具体的な対策がかかれてあるということに正直な話、驚きをを隠せませんでした。
僕が読んでいてここだけは理解してほしいということころは「放射能はうつらない」というところと「放射性障害は遺伝しない」ということころでしょうかね。最近、福島の人間、というだけで差別にあっている、なんていう記事を読んでいるとそれだけで胸がつぶれる思いがしていましたので「良くぞ言ってくださった!」と快哉を送りたいところです。
ただ、ここに書かれてあるビールや味噌が放射線や放射能に対しての効果がある!?というのは正直な話「ほんまかいな!? 」という疑問がありましたが、最後のほうでQ&A方式で記されている東電発表の工程表は信用できるか?非難している人々が故郷に帰れるのはいつ?などの疑問は、僕に限らずたいていの人が感じている疑問について、丁寧な解説が書かれていますので、そちらもよろしければ参考にされることをお勧めします。