美少女を嫌いなこれだけの理由 (このライトノベルがすごい!文庫) (このライトノベルがすごい!文庫 え 1-1)
- 宝島社 (2011年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796686297
作品紹介・あらすじ
完璧な外見と不思議な能力を持つ種族「美少女」が人間と共存する世界。素性こそちょっと訳アリだが、基本はごく普通の高校生・亜麻野雄介は、ある日唐突に二人の「美少女」の訪問を受ける。熱心な説得を受け、また報酬につられて、田舎町の「簡易美少女局」のサポートマネージャーに就任した雄介。可愛くてミステリアス、身勝手で能天気、そんな老若男女の「美少女」たちに振り回される日々が始まった…!第2回『このライトノベルがすごい!』大賞・栗山千明賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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小説『魔法少女育成計画』の作者の著作。
栗山千秋賞を受賞。
さすがの文章力。
吸血鬼属性の金髪ツインテロリのサブさん。
年齢は40過ぎである。
学級委員長属性のセーラーメガネっ子の五郎八(いろは)。
年齢は70過ぎである。
なにもまちがっていない。
「美少女」という種族が、人間と共存しているSFっぽい斬新な設定。
彼ら以外にも魔女や忍者という「美少女」が登場するが、あらすじや表紙から期待するような萌え萌えでキュンキュンでラブコメみたいな要素は無い。
まったく無い。
語り部が高校生の少年だが、あまり話に介入しないので傍観者である。
「美少女」の皮をかぶったオッサンたちの就職ときどきバイオレンスみたいな話。
一見、華やかだけど中身は堅実というか地味。
なので、終盤のバトルを挟んだ理由は盛り上げたかったから?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
9784796686297 253p 2011・9・24 1刷
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twitterのアニメアイコンなど見て美少女が中身おっさんな話とかアリかもなあとたまに思っていたが、本当に出来上がってみると予想以上にマジキチだったw
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四章までは面白かった。設定はなんかよく分からなかったけど、キャラはちゃんと作れていた。ただ最後の五章が残念でならない。あれはつまらない。残念だ。
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アイデアは大変面白いんだけど、物語が少々残念。
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すげえ、これはアイデアの勝利だ。突き止めれば四十代のおっさんの再就職の話なんだけど、なんだこの華やかさは