西洋美術で読み解くキリスト教 (別冊宝島) (別冊宝島 1827 スタディー)

  • 宝島社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796686679

感想・レビュー・書評

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  • これ、すごい!

    何がすごいって、やっぱり「絵」

    キリスト教に関しての記述は、
    章の冒頭の「ひと目でわかる『旧約聖書』の系図」と
    「ひと目でわかる『新約聖書』の系図」が分りやすくて、面白い。
    でも、本文は特に顕著なものはない。

    それが、紹介された絵の数々が、とにかく秀逸。
    説明も少ししかないけれど、とても楽しい。

    そして圧巻は、何と言っても、本を開いてすぐ
    『深淵なるキリスト教美術」という見開き
    そこには、システィーナ礼拝堂の天井の全体の写真
    「おおーっ」と見惚れて、ページを繰ると
    システィーナ礼拝堂の内部の全体写真

    天井を覆い尽くすミケランジェロの絵が
    すごい迫力で天地創造から始まる旧約の神の力を頭上に示し、
    説教をする司祭の後ろには、やはりミケランジェロの最後の審判
    迫力満点の環境で、荘厳な音楽が流れれば
    いやでも神の力を感じるだろうな、畏れて頭を垂れるだろうな

    この冒頭の4ページで私は完全にノックアウトされました

    初めてミケランジェロの迫力が本当に分かった気がした。
    圧倒された。
    恐るべし、絵の力。
    システィーナ礼拝堂に行ったことのない人、必見!!

  • 立ち読み:2011/11/22

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