西洋美術で読み解くキリスト教 (別冊宝島) (別冊宝島 1827 スタディー)
- 宝島社 (2011年11月14日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796686679
感想・レビュー・書評
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これ、すごい!
何がすごいって、やっぱり「絵」
キリスト教に関しての記述は、
章の冒頭の「ひと目でわかる『旧約聖書』の系図」と
「ひと目でわかる『新約聖書』の系図」が分りやすくて、面白い。
でも、本文は特に顕著なものはない。
それが、紹介された絵の数々が、とにかく秀逸。
説明も少ししかないけれど、とても楽しい。
そして圧巻は、何と言っても、本を開いてすぐ
『深淵なるキリスト教美術」という見開き
そこには、システィーナ礼拝堂の天井の全体の写真
「おおーっ」と見惚れて、ページを繰ると
システィーナ礼拝堂の内部の全体写真
天井を覆い尽くすミケランジェロの絵が
すごい迫力で天地創造から始まる旧約の神の力を頭上に示し、
説教をする司祭の後ろには、やはりミケランジェロの最後の審判
迫力満点の環境で、荘厳な音楽が流れれば
いやでも神の力を感じるだろうな、畏れて頭を垂れるだろうな
この冒頭の4ページで私は完全にノックアウトされました
初めてミケランジェロの迫力が本当に分かった気がした。
圧倒された。
恐るべし、絵の力。
システィーナ礼拝堂に行ったことのない人、必見!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
立ち読み:2011/11/22
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