消防女子!! 女性消防士・高柳蘭の誕生 (『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 166
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796695886

作品紹介・あらすじ

横浜市消防局湊消防署の新米女性消防士、高柳蘭は多忙な日々を過ごす。ある日、蘭の使用している空気呼吸器の空気残量が不足していることに気づく。毎日点検しているにもかかわらず連続して起こり、辞職を迫る脅迫状まで届く。悪質な嫌がらせに同僚の犯行を疑いはじめ、疑心暗鬼に陥る蘭。そんな折世界一周クルーズ中の中国豪華客船が横浜港に寄港することで、世間は盛り上がっているが…。

感想・レビュー・書評

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  • 口当たりの良いお仕事小説だけど、けっこう骨があるぞ。

    • ほんやだワンさん
      こないだ白バイのヤツ読んだっす。

      なんか、無限に広げて良さそうな「なんたら女子」シリーズ。
      こないだ白バイのヤツ読んだっす。

      なんか、無限に広げて良さそうな「なんたら女子」シリーズ。
      2016/07/01
  • 読みやすいですね〜。男社会の消防士達のなかで成長していく女性消防士のお話。厳しさのなかにも暖かみのある仲間達って良いね!

  • め組の大吾女版でした。

  • 文章構成にかなり荒さは感じたけど、終盤はそれなりに楽しめた。シリーズ2作目ではもう少しこなれてると良いけど。

  •  蘭の身体能力が凄いです。救助シーンにびっくり。
     

  • 横浜市消防局湊消防署の新米女性消防士・高柳蘭
    規律を重んじる消防は完全なる階級社会
    新米の蘭は、訓練や食事作りや洗濯等の雑務
    消火活動と多忙な日々を過ごしている。
    父は優秀な消防士だった。
    蘭が13歳の時、殉職して半ば伝説化している…。
    ある日、蘭の空気呼吸器の残圧が低下している事に気付く。
    エアーが抜かれている何度も…。
    自宅に届いた脅迫状
    蘭は仲間の犯行を疑い疑心暗鬼になってしまう…。


    読み始めは、きっと男性でも苦しい訓練を容赦なく受けている
    蘭の姿や、セクハラ発言・パワハラ発言に読むのが辛かった。

    殉職した、父の背を追い消防士になった蘭
    男性社会の中で女性というハンディにまけず頑張っている。
    死と隣り合わせの火災現場の中で働き、経験を積み
    少しずつ成長していく姿を描いている。

    浜方消防ポンプ隊二課の仲間達
    嫌な奴も居たけれど、皆温かかった。
    口の悪い永井…何だ嫌な奴なんて思ってたけど、
    夜中に蘭の空気呼吸器のチェックを密かにしてたりして
    良い奴だった(笑)

    母・友里が、父・暁の負傷の連絡を受けてもすぐに病院に
    駆け付ける事が無かった理由や友里の気持ちに涙がポロリ
    そして、最後の豪華客船の救助のシーンは涙が溢れました。

    エアーを抜いた犯人は、早くから予想が出来て…
    ミステリーって感じではなく、男性社会に飛び込んだ
    若い女性の大変なお仕事小説として楽しめました。
    面白かった~。
    蘭と小野瀬の今後はどうなるんだろう
    とっても、気になるぅ。

    死ぬのが怖く無い奴に、人なんて救えない。
    自分の命を大事にすることが、仲間や、要救の命を守る事に繋がる。
    本物の消防士…。

  • 男性職場に女性一人、亡き父の志を継ぎつつもハードな仕事内容に謎の嫌がらせ、大きな火災事件が起こり主人公のピンチ…と王道な感じ…最初の方の先輩らの口の悪さにげんなりして流し読みでしたが、最後の事件現場の活躍にはちょっと感動。続編あるんですね…

  • ミステリーというより女性消防士の成長物語ですね。火災と闘う訳だから過酷な職業であることは想像できますが、男社会の中、後輩いびりをする上司・先輩・同僚に囲まれ、負けずに奮闘する蘭を応援したくなります。中盤までは嫌味な先輩たちに腹が立ちますが、それだけに、みんなが蘭に仲間意識を持っていたと分かる場面はすごく良かったです。第三出場は読みどころがたくさんあって、特にお父さんの話は泣けました。また読みたい作家さんが増えました。

  • 亡き親父の背中を追って消防を志す女の子。その周辺で起こる取るに足らない事件が重なって

  • このミス大賞出身の佐藤青南氏の受賞後第一作。宝島社の3作ミステリー縛りがあるためか、ほんのりミステリー色もあるけど、どちらかというとこれは一人の女性消防士の成長物語。蘭に嫌がらせをしている犯人なんかミステリー門外漢の私ですら簡単に予想がつくし、その通りだったからね…。ミステリーとして読むとアレかもしれないけど、成長譚として読むとなかなかの良作。2012/507

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著者プロフィール

佐藤 青南(さとう せいなん)
1975年生まれ。男性。
熊本大学法学部に入学するが途中で除籍し、上京してミュージシャン活動を行う。『ある少女にまつわる殺人の告白』で第9回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、2011年同作でデビュー。2016年、『白バイガール』(実業之日本社)で第2回神奈川本大賞を受賞。

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