いつやるか? 今でしょ!

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796696715

感想・レビュー・書評

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  • ただいま帰省中です。
    テレビでよく見る林修氏のこの本を読みました。
    タイトルからしてやる気になる。

  • あのCMを見ながら「ほら、チビちゃん、今だって!」と思いっきり他人事だったことにある時、はっと気づいて凹んだのを思い出す。
    その後、あまりにも有名になり、意味を深く考えたりもしなくなってきているけれど、なるほど、こういう経緯で飛び出した言葉なのか。
    「授業を終点ではなく、日常の飛躍に向けてのスプリング・ボード=踏切板にせねばならない」

    本の対象年齢が林先生の生徒あたりのようで、なんとなく他でも読んだことがある内容なんだけど。
    所々、最近の若者像が垣間見える。
    予備校講師という若者に近い立場なだけにいろいろ思うところがあるんだろうな。

    顔に「利き顔」がある。
    よくいわれるから、気になっていたけど、自分をビデオなどでチェックしてみる、というのはいいかも。

    スタッフをワード型、パワホ型、エクセル型に適性で分け、自分に不足している部分をおぎなってもらう。
    残念なことに、この分類ではピンと来ない世代の私。
    ただ。そういう分類をして仕事を振り分けるというのはありかも。

  • 質問の本質 1.自分の考えが及ばない範囲を他人に考えさせその知恵を自己のものとする行為2.問題に真剣に取り組んでいる姿勢を伝えるだけでなく深く考えていることを他人にアピールする行為
    分かる=わける。何が分かり何が分からないかを分けながら考える行為
    複数の対比軸を設定して問題を深く考察していく
    表情は思考の関数である
    利き顔(=目も大きく表情が豊かなサイド)がある。左利き論理的。右利き:感性が豊か
    香り=口臭はNG。香水を付けて香りを確かめる
    洋服=折り目の正しいものを着る
    ハンカチを持つ。アイロンは必須
    相談:とにかく相手の話を最後まで聞く事。相槌には感情を込めること。相手の答えを読み取って、それをさも自分の答えのように言ってあげること
    まさかを使った場合は反省しつつ自分チェックに活用
    相手をよく観察し伝える言葉ではなく伝わる言葉を使う
    人それぞれの権威トレンドを的確に掴み取って、その人が自分に権威を感じるような状況を作り出す
    相手がどういう優越感やコンプレックスを抱いているかを観察する
    相手に話を聞いてもらおうとするにはアウェイで勝負する
    多くの自称食通は値段が高く予約が取れないネットでの評価が高い店を喜ぶ
    話す速度は相手に合わせる。最初に結論、最後に結論も相手に合わせて変える
    こだわりが多すぎると自分の世界を小さくしてしまう
    自分の仕事の核はこだわり持って、後は専門家に任せる
    失敗を重ねつつ人の見る目を養っていく
    そんなの損じゃないは使わない。目先に囚われない
    悪口で望みが叶うことはない
    悪口1.事実を述べているが、言い方に悪意がある→自らを律して事実を変える
    2.そもそも事実に基づいてない内容を悪意を伴って述べている→相手を冷静に分析する種を与えている
    僕はこれしか出来ません、でもこれは誰にも負けませんと言えるようになる

  • 2016/07/02

  • (2013.08.25読了)
    流行語ですので、いちおう読んどかないと…。

  • 家にあったので読んでみたが、これと言って特に衝撃的な記述はなし。「これはこうじゃないとダメ!」と決めつけるタイプではないので、こういう本にしては読み易いかもしれない.
    読み返す、手元に置きたい、という本では(私には)なかった。
    そもそも「どうして何も考えずに生きていけるんだろう」という疑問を普段から抱いている人には意味のない本であることは確か。
    共感するとことも少し、それは…となるところも少し。一つだけ反論が許されるのであれば、「媒体が何であれ、考える力があるのなら、それを自分のものにすることは可能だと思う」と言いたいところ。本だから賞賛され、ゲームは批判される、の意味が分からない。私は両方好きだし、どちらからも何かを得ることが出来ると思ってるから。

  • 普段、このような人気者の自己啓発本は読まないのが基本ですが、林先生をテレビで見ていてどんな本を書いているのか気になったので読んでみました。
    1回読んでから2年ほどたってから読み返してレビューを書いたので、2回目の読書では感じるところも少なく感じてしまったところがある。
    だが、基本的な当たり前にしなくてはいけないところの再確認はできた気がする。


    林修(はやしおさむ) 東進ハイスクール講師

    「挨拶は誰に対しても平等に。頭をさげるコストはゼロ」
    「質問は、意味を考えてするべき。
    質問の本質とは、自分の考えの及ばない範囲を他人に考えさせ、その知恵を自己のものとする行為。問題に真剣に取り組んでいる姿勢を伝えるだけでなく、深く考えてもいることを他人にアピールする行為。」
    「相談を持ちかけてくる人への上手な対応法:
     とにかく相手の話をよく聞くこと。おかしいなと思っても遮らずに、最後まで話を聞くこと。相槌には感情を込めること。」
    「読書というのは、どんな本を読もうかな、面白そうな本はないかな、と探すところから始まる。本は自分でアンテナを広げて、そのアンテナに引っかかったものを読んでいけば良い。そうしていくうちに、アンテナの性能がどんどんよくなって、もっともっといい本を捕まえることができるようになる。」
    「まさか、という言葉は自分の思っていたことと実際に起きたこととの間にずれが生じたときに使われる言葉。まさかを使うということは、自分の観察力不足から見落としたもの。自分の判断が間違っていることを認める。使わなくていいように努めるとともに、使ってしまったときは反省しつつ最大限活用すべき。」
    「友達は少ない方がいい。お互いに理解しあえ、かつ本当に尊敬できるような人間がそんなに数多くいるはずもない。多くの友達、仲間がいるという人が、どこかで自分をころして合わせていたり、なんとなく引きずり回されているような感覚をもっていないか。」

  • 女なのに歩くの早いのコンプレックスだったけど気にしないことにしよう。

  • 林先生のお好きなタイプの人間というのがわかりやすく出ている本だと思う。
    少々偏った考えがそこここに見えて素直に読めないこともありました。

    状況の判断と、自分自身の力を推し量る力、つねにものを考えるという癖をつけること、などなど、わかりやすく書かれています。

  • できる人は日頃からよく考えている。だから、すぐに行動に移せるのだと思った。
    すぐ行動するために、
    ・5年後を思い描く
    ・勝つが易しの道を見つける
    ・一人の時間を減らさない
    ・失敗が許される若いうちに動く
    今は自分の道がわからなくても、「焦らず、腐らず、諦めず」に、ハジけていこう!

著者プロフィール

1965年愛知県生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師。東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。その後5カ月で退社し、予備校講師となる。現在、東大特進コースなど難関大学向けの講義を中心に担当。テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けている。

「2016年 『林修の仕事原論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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