しあわせなミステリー

  • 宝島社
3.16
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本棚登録 : 1334
感想 : 172
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796697903

作品紹介・あらすじ

伊坂幸太郎、中山七里、柚月裕子、吉川英梨による、"人の死なない"しあわせなミステリー。

■収録作品
伊坂幸太郎 『BEE』
中山七里 『二百十日の風』
柚月裕子 『心を掬う』
吉川英梨 『18番テーブルの幽霊』

感想・レビュー・書評

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  • 2012年読了。星は当時つけたもの。

  • 4人の作家さんによる人の死なないミステリー。

    伊坂幸太郎さん中山七里さん柚月裕子さんは大好きで何冊も読んでいるので、改めて同じ課題でのストーリーがあると個性豊かな方々だなぁとしみじみ思う。死なないミステリーに敢えて殺し屋を主人公にしてしまう伊坂幸太郎さんには冒頭から笑ってしまった。
    吉川英梨さんは初めてだったけど、読みやすくて面白かった。ハラマキ捜査官と菜月の「アゲハ」シリーズ…読んでみよう。大人気シリーズらしい。
    私の知らない凄い作家さんはまだまだ沢山いるのだろうな〜残りの人生かけて読み切れるだろうか?

  • 大好きな作家4人によるアンソロジー。あまり読まないジャンルだけど、好きな作家さんの作品のみなので、読んでみた。読み慣れている作家だけど、中山七里はどの作品ともリンクしていない単独の作品、そして吉川英梨は普段読むことが出来ない「原麻希」シリーズの短編と、何とも得した気分の一冊。ただ、発売されてから時間が経っていたこともあって、柚月裕子の作品は先に佐方シリーズの「検事の死命」に収録されたものを読んでしまっていたのが、残念…

  • 短編集なので、軽いミステリー。
    すぐ読了。
    久しぶりに伊坂幸太郎が読みたくなりました。

  • 伊坂さんの兜シリーズは前回の方がよかったかな。一番よかったのは柚月裕子さんの作品でした。今度は別の作品も読んでみようと思います。中山さんと吉川さんはいずれも今回初めて読みましたが、あーふつうという感想でした。

  • このミス大賞や本屋大賞などを受賞した作品が多く掲載されています。どれも全然違うジャンルですが、人が亡くなったりしないので、ほどよいハラハラ感です。

  • 大好きな伊坂氏の作品目当てに借りました。

    やっぱり伊坂さんは、好みです。こんなクールな台詞まわし、他の人には出来ない芸当。
    殺し屋・兜の本当のスズメバチとの闘い。
    台詞だけではなく、構成も、結末も、お見事。

    他、中山七里氏、柚月裕子氏、吉川英梨氏の三作品が収められていますが、読んだ順がそのまま面白い順でした。

  • 人の死なないミステリー作品。伊坂幸太郎は期待していただけに少し物足りなかったかな。柚月裕子、吉川英梨は初めて読んだけれど、柚月裕子が思いのほか良かった。どうやらシリーズ化されているようなのでそちらを読んでみたくなった。しあわせなミステリーというよりほっこり系かなぁ。2013/085

  • 人が死なないミステリー。伊坂さん、柚月さんのを読みたくて図書館で借りた。
    伊坂さん、やっぱり面白かった。殺し屋・兜の相手は・・・兜シリーズ2作目ということなので、1作目も読みたい。これからも登場してほしい。
    中山七里さん、初でした。ファンタジー。
    柚月さんの佐方検事、安定して良かった。事件は地味だけど佐方検事の姿勢に惚れ惚れ。
    吉川英梨さんのハラマキシリーズ、読んでみたい。短いながらも、ハラハラドキドキでした。菜月ちゃん、健太のやり取りにほっこり。

  • どの作品も人の死なないミステリーなのに、ちゃんとミステリーになってるw(゜o゜)w!!中山さんの作品以外は同じ登場人物で他の話が読めるみたいだから、ぜひ読んでみたい(^^)♪伊坂さんの「BEE」は主人公が真剣になればなるほど笑えた(^o^)でも、一番好きな作品は柚木さんの「心を掬う」かな(^-^)検事ものに弱い私(^^;

    • NAUGHTYさん
      ミステリーのアンソロジーですか?ミステリーの中にしあわせ感を実感できましたか?
      検事とか弁護士が主人公のいわゆる法曹界の話しは好きです。柚...
      ミステリーのアンソロジーですか?ミステリーの中にしあわせ感を実感できましたか?
      検事とか弁護士が主人公のいわゆる法曹界の話しは好きです。柚月さんの「検事の本懐」「最後の証人」もお勧めですよ!
      2013/07/29
    • tonpeiさん
      >NAUGHTYさん 読了後、心がホンワカする短編ミステリーです。柚木さんの「心を掬う」はオススメの佐方シリーズの検事時代の話です(^^)
      >NAUGHTYさん 読了後、心がホンワカする短編ミステリーです。柚木さんの「心を掬う」はオススメの佐方シリーズの検事時代の話です(^^)
      2013/07/29
    • NAUGHTYさん
      tonpeiさん、ホンワカできましたか(*^^*)
      機会あればNAUGHTYも読んでみたいと思います。佐方検事はシリーズ物みたいです。
      tonpeiさん、ホンワカできましたか(*^^*)
      機会あればNAUGHTYも読んでみたいと思います。佐方検事はシリーズ物みたいです。
      2013/07/29
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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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