しあわせなミステリー

  • 宝島社
3.16
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本棚登録 : 1125
レビュー : 155
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796697903

作品紹介・あらすじ

伊坂幸太郎、中山七里、柚月裕子、吉川英梨による、"人の死なない"しあわせなミステリー。

■収録作品
伊坂幸太郎 『BEE』
中山七里 『二百十日の風』
柚月裕子 『心を掬う』
吉川英梨 『18番テーブルの幽霊』

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな作家4人によるアンソロジー。あまり読まないジャンルだけど、好きな作家さんの作品のみなので、読んでみた。読み慣れている作家だけど、中山七里はどの作品ともリンクしていない単独の作品、そして吉川英梨は普段読むことが出来ない「原麻希」シリーズの短編と、何とも得した気分の一冊。ただ、発売されてから時間が経っていたこともあって、柚月裕子の作品は先に佐方シリーズの「検事の死命」に収録されたものを読んでしまっていたのが、残念…

  • 人の死なないミステリー作品。伊坂幸太郎は期待していただけに少し物足りなかったかな。柚月裕子、吉川英梨は初めて読んだけれど、柚月裕子が思いのほか良かった。どうやらシリーズ化されているようなのでそちらを読んでみたくなった。しあわせなミステリーというよりほっこり系かなぁ。2013/085

  • 人が死なないミステリー。伊坂さん、柚月さんのを読みたくて図書館で借りた。
    伊坂さん、やっぱり面白かった。殺し屋・兜の相手は・・・兜シリーズ2作目ということなので、1作目も読みたい。これからも登場してほしい。
    中山七里さん、初でした。ファンタジー。
    柚月さんの佐方検事、安定して良かった。事件は地味だけど佐方検事の姿勢に惚れ惚れ。
    吉川英梨さんのハラマキシリーズ、読んでみたい。短いながらも、ハラハラドキドキでした。菜月ちゃん、健太のやり取りにほっこり。

  • どの作品も人の死なないミステリーなのに、ちゃんとミステリーになってるw(゜o゜)w!!中山さんの作品以外は同じ登場人物で他の話が読めるみたいだから、ぜひ読んでみたい(^^)♪伊坂さんの「BEE」は主人公が真剣になればなるほど笑えた(^o^)でも、一番好きな作品は柚木さんの「心を掬う」かな(^-^)検事ものに弱い私(^^;

    • NAUGHTYさん
      ミステリーのアンソロジーですか?ミステリーの中にしあわせ感を実感できましたか?
      検事とか弁護士が主人公のいわゆる法曹界の話しは好きです。柚...
      ミステリーのアンソロジーですか?ミステリーの中にしあわせ感を実感できましたか?
      検事とか弁護士が主人公のいわゆる法曹界の話しは好きです。柚月さんの「検事の本懐」「最後の証人」もお勧めですよ!
      2013/07/29
    • tonpeiさん
      >NAUGHTYさん 読了後、心がホンワカする短編ミステリーです。柚木さんの「心を掬う」はオススメの佐方シリーズの検事時代の話です(^^)
      >NAUGHTYさん 読了後、心がホンワカする短編ミステリーです。柚木さんの「心を掬う」はオススメの佐方シリーズの検事時代の話です(^^)
      2013/07/29
    • NAUGHTYさん
      tonpeiさん、ホンワカできましたか(*^^*)
      機会あればNAUGHTYも読んでみたいと思います。佐方検事はシリーズ物みたいです。
      tonpeiさん、ホンワカできましたか(*^^*)
      機会あればNAUGHTYも読んでみたいと思います。佐方検事はシリーズ物みたいです。
      2013/07/29
  • 人の死なないミステリーと、帯に書かれていたけど、4つとも、良かった。

    伊坂幸太郎の 「BEE」、臆病と言うか、奥さんに頭が、上がらない主人公 兜が、殺し屋であり、目に見えない敵の名前が、スズメバチ!
    庭に巣を作ったのもスズメバチ!退治にかかるは、宇宙服の様な恰好で、挑む兜には、笑ってしまう。
    息子の克己が、バス停で会った ミケと言う名の愛猫を失くした親子の話が、最後のシメに持ってくる所は、心憎いね。

    中山七里の「二百十日の風」は、ミステリーよりも、ファンタジー要素の方が強い。
    小さい時に、助けた男の子が、今度は君を助けるよ!と言ったように、助けてくれた。
    今 問題のダイオキシン、廃棄物処理、焼却炉建設、それでいて、村は老人ばかりが増え、若者の失業率が上がり、村の活性化にどうすればいいか、、、、
    しかし、工事されようとしている丘は、これからのハイブリッドカーの電子基板や液晶パネルに使われるモリブデンを多く含む鉱石があると、、、、
    町おこしが、できそう、、、、

    柚木裕子の「心を掬う」
    初めて、この人の小説を読んだけど、いいね!
    なんかとても、人の頑張り方の違いを感じてしまう。
    仕事人間と言うのでなく、人の役に立つ、悪い事をした人を、暴くのには、どう、詰めていくか?
    この小説は、検事 佐方禎人シリーズの短編6話だそうだ。
    この主人公が、初登場は、「最後の証人」とか、、、
    今度よんでみよう。
    郵便物(祝い金の入った)封筒を郵便局員が不正して盗みのであるが、検事と言うお偉さんの佐方氏は、トイレの浄化槽の中にゴム製つなぎを着て、ちぎった封筒の破片をざるで、掬って、検証にかける。
    追い詰めていく。ちゃんと、写真を取って、お札の番号を映し、局員の財布の中のお札と突き合わせる。
    最後、世話になった、祖父母に連絡を取ろうとする所は、もう少し、手を加えた方が、いいのでは、、、
    人を思いやれる主人公が、苦労して送金してくれた、祖父母を、長い間連絡取ってないと言う書き方は、少しおかしいから。

    最後の吉川英梨の「8番テーブルの幽霊」は、題名の幽霊とは、ほど遠い爆弾男の人質事件が、軸になっており、原麻希の子 菜月8歳が、レストランでのマナーや、パティシエを知っていることや、8番テーブルの予約の件を推測する所が、少し無理がある。
    まだ、少し大人しく頼りなさそうな健太が、推測して行く方が、面白味がでるのでは、、、と思ってしまった。
    丁度 作者の出産時期だったそうなので、母子の血のつながり的な事もこの小説の一部に入れたかったのかもしれないけど、、、沢山入れ過ぎかな?

  • それぞれ面白かったですが、4作品中3作がスピンオフだったので、読んだことないのは、設定や人間関係がわかりにくく残念。柚木さんがよかったです。

  • 伊坂幸太郎、中川七里、柚月裕子、吉川英梨のアンソロジー。
    人が死なない「しあわせな」ミステリーということだったけど…そう??
    何故この一冊を作る気になったのか、宝島社の思惑がよくわからない。そもそもの企画に疑問を感じる。
    確かに人気作家が集まって目は引くかもしれないけど、それだけ、って感じ。

    一応、各作品の感想など。

    伊坂幸太郎「BEE」
    殺し屋スズメバチ、といったらマリアビートルじゃなかったっけ?
    相変わらず、自分の過去の作品をちょこっと関連付けるのがお好きな著者。楽しく読みました~。星4つ。

    中川七里「二百十日の風」
    これはちょっと…。なにもかもあまりに中途半端では?
    ご本人のコメントを読むに、それなりに考えて書かれた作品のようだが、私にはやっつけ仕事に見えた。なんだかな~。星1つ。

    柚月裕子「心を掬う」
    ヤメ検の佐方貞人弁護士の検事時代のお話。
    ネタ的にはどうかなという気がしなくもないけど、短い中でもしっかりと作品としてまとめていて、彼女の作品は大半を読んでいるが、書くたびにうまくなっていっている感じ。
    次の長編が楽しみ!星3.5かな。

    吉川英梨「18番テーブルの幽霊」
    初めて読む著者だが、まあ、可もなく不可もなくといったところ。
    ちょっと漫画チックなのが気になるけど、楽しく読む分にはいいのかな。
    こちらもシリーズ「女性秘匿捜査官 原麻希」だそうだけど…全然知りませんでした。星3つ。

    ということで総合して星3つくらいで。

  • 面白くない訳がナイ!!っていう、スペシャルな作家さん4人の短編ミステリー。
    帯に『人の死なないミステリー』と書かれているだけあって、誰も死なないし、ほんのり心があったかくなって、文字が読みにくくなることもありました(笑)
    伊坂幸太郎さん柚月裕子さん吉川英梨さんの作品は、スピンオフ作品となってます。
    でも、初読みでも全く問題はありませんでした。
    シリーズ作品を次は読んでみようと思ったくらいです☆
    中山七里さんは、どの作品ともリンクしていなくて、音楽ミステリーでもなく、ファンタジーも混じった、温かい作品でした。

    4作品とも少ないページ数の中で、物語がわぁ〜っと繋がれる疾走感!
    すごく楽しませてもらって、幸せな休憩時間を過ごせました♪

  • 伊坂さんの兜シリーズは前回の方がよかったかな。一番よかったのは柚月裕子さんの作品でした。今度は別の作品も読んでみようと思います。中山さんと吉川さんはいずれも今回初めて読みましたが、あーふつうという感想でした。

  • 柚月裕子さんの作品が入っているので図書館で借りました。「しあわせなミステリー」、2012.4発行、柚月さんの他に、伊坂幸太郎、中山七里、吉川英梨諸氏の作品も入ってます。柚月裕子さんの作品は「心を掬う」、検事・佐方貞人シリーズ短編6話目の作品(既読)でした。郵便が届かない事件を、佐方検事が浄化槽に入って解決した物語です。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

伊坂幸太郎の作品

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