証拠調査士は見た! ~すぐ隣にいる悪辣非道な面々

著者 :
  • 宝島社
3.56
  • (2)
  • (6)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796698887

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 身近にはいない職業の方で←実際知りませんでした
    興味深くもあったんだけれど
    事例が怖すぎて。。

    思わず家族にも事例を出して注意を促してしまうほどでした。

  • 証拠調査士(エビデンサー)とは「警察や弁護士が手を出せないトラブルの解決に向けて調査をし、証拠を集め、最終的に解決を図る仕事」とのこと。海外ではメジャーな仕事らしい。警察は事件が起こった後でしか動けない。弁護士は正義を証明するわけではない。法律に適っているか違(たが)っているかを争うだけの仕事である。
    http://sessendo.blogspot.jp/2016/08/blog-post_12.html

  • 狡猾極まる罠や犯罪の多さ!世の中に出てないだけだったんですね~
    必ず相手の弱味を見つけてくるあたりがプロですね。

  • 『 Lawより証拠 』 (2008年7月出版) に続いて読んでみた。著者の平塚俊樹氏が 「 証拠調査士 」 として関わった事件についてはよく知ることができたが、著者はやはり自分の分身を増やすつもりはないようだ。( 本書の出版は2012年6月8日 )。著者の専門は企業のコンサルティングであり、個人のための証拠調査をメインの仕事にしているわけではない。本書で紹介されている事例もすべて誰かの紹介で著者が関わったケースばかりである。これは、個人相手の仕事よりも企業相手の仕事の方が手堅く稼げるからであろうか。また、著者は 【 まえがき 】 で、「 あなた自身がエビデンサー ( 証拠調査士 ) になり、最悪の事態になってもご自身の力で脱してほしいのです。」 と述べている。著者がこのような本を出して 「 証拠調査士 」 という “ 仕事 ” について紹介する一方で、ご自身のような 「 証拠調査士 」 を育てようとはせず、自分自身は企業コンサルタントの業務をメインにしているところにやや説得力のなさを感じてしまうのは、私だけであろうか。

  • 悪徳弁護士が、一番 卑劣だとは 思ってもいなかった。
    やはり しっかりしていないと 足元を見られると肝に銘じた。
    どこの世界も 弱肉強食なんだ。。。

  • また私にとって未知の世界。警察、司法、弁護士の手が届かないところで困っている人を守る。「身に覚えのない借入の返済を金融機関から求められた」「購入したマンションの欠陥工事を指摘したらデベロッパーは巧妙なやり方で管理組合を動かし、その人を退去に追いやろうとした」など。
    法律(裁判)では勝てないので証拠を積み上げ、相手の動きを止める。内容の濃い本でした。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

東証二部上場メーカーに勤め、クレーム処理を担当。警察や弁護士と連携するうちにノウハウを構築し、退職後、多くの企業経営者に向けて教育・指導・コンサルタントを開始。エビデンサー(証拠調査士)を名乗り、世界各国の警察、弁護士、弁理士、医師、鑑定人、探偵などと連携して個人や企業トラブル解決を図る。年間100件以上の相談を抱え、最近では弁護士からの依頼も急増中。著書に『Lowより証拠』(法令出版)がある。武蔵野学院大学客員教授。

「2009年 『おひとりさまの防犯術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平塚俊樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×