- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796699075
感想・レビュー・書評
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13.03.20読了。
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歴史的背景部分の記述がもう少し欲しかったけど。
今出ている本では、ベストかな。 -
本書を読んで改めて知った事実。それは日本の国土(排他的経済水域を含めると世界第6位の「大国」であるという事。4位のニュージーランド、5位のカナダと左程の差がない事も初めて知った次第。因みに海水の体積(この様な比較がある事も新鮮であるが)世界第4位なのだそうだ。
即ち、先ず海洋資源や大陸棚地下に眠る資源は膨大な量と推定されるのであるが、余りにも政府も国民も「日本の領土とは・・」思考する事が無いが為に隣国「中国」にいいようにやられている実態が、本書を通じて理解できた気がする。
当方は、別に右翼思想を持ってる訳ではないが「実効支配」という言葉が巷間、定着しつつある世情を考えると、何とも情けない気がするのは自分だけだろうか。
本書には中国・韓国との領土に於ける「接触事故」の幾つかが紹介されているが、中国の覇権主義には本当に驚かされてしまった。
いずれにしても石原東京都知事が「尖閣諸島」の購入を内外に知らしめて行動を起こそうとするメッセージは至極、当然の事と指示できる。
兎に角、「領土」の今を知るべきと考えさせられた。ロシアの北方領土問題も「侵略・占領下」にあると考えるべきで、国民運動への進展もあってしかるべきなのだろう。