バットマン:ノエル

制作 : 高木亮 
  • 小学館集英社プロダクション
4.11
  • (11)
  • (9)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 61
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796871037

作品紹介・あらすじ

クリスマス・イブの夜-。最大の宿敵を追い求め、闇の騎士は凍てついたゴッサムシティを駆け抜ける。だが、奇妙な出来事が次々と起こり、ついには彼の魂そのものが存亡の危機に晒されていく…。異能の絵師が魅せる極致。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • バットマンライジング公開記念に購入。
    クリスマスキャロルになぞらえながら、利己的な正義、故の悪、そしてそれを裁く傲慢さ、故の正義を美麗に描く。
    映画好きな人にはおススメです♪

  • うおお!『クリスマス・キャロル』を下敷きにしたバットマン。巧え。

  • チャールズ・ディケンズの世界的名作「クリスマス・キャロル」をモチーフに描かれたバットマン。
    ここでの傲慢なスクルージこそがバットマン、その人。

    犯罪との戦いに没入しすぎ、人間らしい心を忘れてしまったバットマン=ブルース・ウェイン。
    体調をも崩し、忠実なアルフレッドの制止にも聞く耳を持たずに犯罪を探して街へと出て行く。
    あるクリスマスイブ。
    彼はジョーカーへと繋がる小悪党ボブを脅し監視する。
    彼が貧しさと幼い子供の為に道を誤っている事も気付かずに・・・・・

    「クリスマスキャロル」の物語はご存知と思います。
    バットマン=ブルース・ウェインの前にも三人の精霊が現れます。
    まずはキャットウーマン、彼に「楽しみ」を思い出させ、
    鋼鉄の男スーパーマンは余りにも犯罪に対して厳しい彼を世界はどう見ているかを教える。
    そして最後の精霊は宿敵ジョーカー!
    ジョーカーがバッツに見せたものとは・・・

    アーティストはリー・ベルメホ。
    リアルでありながら絵本ぽい絵柄です。
    流麗なカラーも素晴らしい(カラリスト、バーバラ・チャルド)
    リー先生の邦訳された前作「ジョーカー/JOKER」もかなりの傑作でした。

    短編ですので読みやすく、
    独立した挿話ですので、初めてのバットマン読者にも優しい話です。
    クリスマス前に邦訳が出たのですが、これはプレゼントにピッタリだと思いました。
    しかしこんな陰惨な物語のプレゼントをもらって喜ぶのは自分だけだねぇ・・・と気付かされてしまいましたよ

  • 非人間的な容赦ないバットマン像に喝采を送っていたボンクラな自分も思わず襟を正す、暖かいクリスマス・ストーリー。アートも語り口も一級品。

全4件中 1 - 4件を表示
ツイートする