スパイダーマン:ワン・モア・デイ (ShoPro Books)

  • 小学館集英社プロダクション
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本棚登録 : 57
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796871211

作品紹介・あらすじ

すべてが消されていく…これは一つの"スパイダーマン:エピソード0"である。全米のコミックファンを驚愕の渦に巻き込んだ事件「ワン・モア・デイ」。スパイダーマン史上に残る衝撃の超問題作、初邦訳。

感想・レビュー・書評

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  • スパイダーマン史上最低のストーリー。
    メイ伯母さんの死、MJの流産、ハウスオブM、シビルウォー、グエン出産の過去、アルティメットユニバースのピーターの死…
    90年後半辺りから現在(2012年)に至るまでマーベルはスパイディに不幸ばかりを与える。
    そして、このワン・モア・デイ。
    最初、読んだ時(原書)その展開に驚き裏事情(例の魔法の件)を知った時怒りを感じた。
    よりによって魔法である。
    クローンサーガを受け入れた自分でもこれだけは受け入れられない。

    巻末インタビューでもっともらしい事を言ってるが、カサーダはいつも後先の事を考えない。(映画に合わせての生態ウェブとか)
    今、売れればいいとしか思ってない。
    だから、今回のような事も平気でやる。

    星3つは本来なら評価に値しない作品だけど、久々に出たSPIDEYの翻訳本という事と出版社に対して。

    そして、ここにきて#700をもってTHE AMAZING SPIDER-MANのタイトル終了のニュース。
    ホント、今のマーベルはどうかしてるぞ!!

  • ピーターは逃れられぬ死を受け入れることにより超越者になりえたはずなのにMJのメフィストとの契約により“原罪”を犯してしまう。

    聖書における“失楽園”をヤスパース由来の実存主義になぞらえて描いた衝撃作という感じなのだろうか。

    [スパイダーマン:ブランニュー・デイ]というシリーズへの転換に当たるブリッジエピソードらしいのでテコ入れするための壮大な詭弁要員的な作品なのかもしれないが、これまでのアメイジングスパイダーマンシリーズを『神が創った“楽園”だった』という解釈で描いた点では誠実さがある詭弁なのでは?という感想を私なりの詭弁としてここに残したいと思う。

  • スパイダーマン史のなかでも事件性の高い「ワン・モア・デイ」。

    最後に起こる現象はアメコミにはありがちな面もあり、また賛否両論を呼びやすいものだとは思うが、この作品はどちらかと言えばもう少し評価されても良い印象を受ける。

    というのも、メイおばさんの死に責任を感じて防ぐために必死になるピーターを描き切る中で、超常的な力がありふれたマーベル世界でも否定される「死から逃れること」をじっくりと描きあげている。「設定のリセット」と言ってしまえば簡単だが、その決断に至るまでの過程は非常に丁寧なものだ。また、「あり得た可能性」なるものを示しているのも大変興味深い。

    払った代償と同じく決断を迫られるMJの件も合わせて、新しく始まった世界において再びこの話に絡み合う点が処理されたとき、この話の真価は明らかになるだろう。うまく活用されることを望みたい。

  • 暗い!ツラい!
    ここでも、シビルウォーにつづくトニー・スタークの抱え込んじゃう感じが出ている。ピーターとさながら父子か兄弟のよう。

  • 1150 馬場北 他5冊計2150円

  • スパイダーマンの話の中でたぶん最もジョークの少ない話。こういう救いのなさそうな話は大好き(もっと価格が安ければもっと好き)

  • 不覚にも最後の二人のやりとりに涙が出てきた。過程と結果の悪声だけが日本でも知られている話ではあったけど、ピーターとMJの愛の物語の終着駅としてはかなりグッとくる話だった。あとやはりオンゴーイング・シリーズでのこういうビッグ・エピソードというのはそこに至るまでの流れをきちんと読んでいて自分の中での積み重ねをつくっているかどうかというのが大きいのだなあとも思った。

  • 徹底的に追い詰められ、まさかの最後の選択にたどり着く展開の妙。「続き物の一部」なので興味深くはあってもスッキリはしないとこはある。

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