アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン:プレリュード (ShoPro Books)
- 小学館集英社プロダクション (2015年7月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796875509
作品紹介・あらすじ
地上最強のヒーローたちが、巨大なパワーを手にしたロキと、地球侵略を狙う異星人チタウリに立ち向かう。ニューヨークの中心部で繰り広げる迫力のバトルと、アベンジャーズ結成の瞬間を目撃せよ!本書のみで語られる、マーベル・シネマティック・ユニバースの知られざるエピソードとは?映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のエンディング後に映し出された映像の意味が明らかになる!そして、驚異の新キャラクター「ウルトロン」と「ヴィジョン」が登場する名作コミック・エピソードも併せて収録。世界の破滅を企むウルトロンと、驚異の合成人間ヴィジョン、そしてアベンジャーズの因縁の戦いがいよいよ展開される…。
感想・レビュー・書評
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プレリュードとしては、『アベンジャーズ』本編のコミカライズ部分と、『アベンジャーズ』・『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』と『エイジ・オブ・ウルトロン』をつなぐ話が掲載されている。『ウィンター・ソルジャー』の話も取り込みながらやってくれているのは良いのだが、ページ数が少ないので少々物足りない。
一方で、映画のインスパイア元となるコミックの掲載は「ヴィジョン初登場~参入」を描く2話続きの話、ウルトロンの強大さが非常に良く伝わるアベンジャーズ第3シリーズのエピソード「ウルトロン・アンリミテッド」からPart3と4、そして原作版「エイジ・オブ・ウルトロン」の導入部分を描く第4シリーズの#12.1となんと5編も掲載されている。チョイスも完璧。
プレリュード部分には不満があるが、原作掲載は完璧な一冊。正直、映画本編のウルトロンの扱いに納得できない身としては、ぜひ映画を見た人全員に読んでほしい。原作のウルトロンの恐ろしさを―。詳細をみるコメント0件をすべて表示