バットマン:ヨーロッパ (ShoPro Books)

著者 : ブライアン・アザレロ マッテオ・カサーリ 中沢俊介

• 小学館集英社プロダクション (2019年9月18日発売)

作品紹介・あらすじ

バットマンとジョーカー。決して相容れず、敵対していた二人。
そんな二人が、運命の悪戯か、共に謎のウイルスに感染した。
治療薬を手に入れるためには、お互いに手を取り合い進むしかない。
そして、薬を求めてヨーロッパを巡る奇妙な旅路の中で、二人はお互いの中に何かを見出していく…

感想・レビュー・書評

[inumaroさんの感想 · 2019年12月26日]

バットマンとジョーカーが仲良くケンカしながらヨーロッパ巡りをするお話。某所で内容を話したら女子が「なに、その薄い本」とざわめいたけど、まさにそんな感じだよ。パリのジョーカーが、狂気と優雅さを持っていてとてもいい。元はジム・リーとイタリアのライターによる企画だそうで、絵がBDっぽく繊細（雑な感想）。「ダークプリンス・チャーミング」や「ホワイトナイト」など、同時期にジョーカー物の中で、これが一番好みだな。

著者プロフィール

●ブライアン・アザレロ[作]……1990年代半ばにデビュー。代表作はアイズナー賞とハーベイ賞を受賞した『100ブレッツ』、アイズナー賞候補となった『ヘルブレイザー』、『スーパーマン：フォー・トゥモロー』などがある。

「2019年 『バットマン：ヨーロッパ』 で使われていた紹介文から引用しています。」