- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797311129
作品紹介・あらすじ
本書は柔軟で、再利用可能な、理解しやすい設計のために、オブジェクト指向ソフトウェア設計において遭遇するさまざまな問題に対する解法を、23個のデザインパターンとしてカタログ化。あなたのプログラムにも、即、適用できます。Software Development Productivity Award受賞。
感想・レビュー・書評
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【書誌情報】
『オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン(改訂版)』
原題:Design Patterns: Elements of Reusable Object-Oriented Software (1994)
著者:Erich Gamma
著者:Richard Helm
著者:Ralph Johnson
著者:John Vlissides
監修:吉田 和樹
監修:本位田 真一
カバーデザイン:早川いくを(ikuo@mvj.biglobe.ne.jp)
出版社:ソフトバンクパブリッシング→SBクリエイティブ
発売日:1999年10月29日(金)
定価:5,280円(本体4,800円+10%税)
ISBN:4-7973-1112-6
サイズ:B5判
ページ数:418
オブジェクト指向ソフトウェア設計の際に繰り返し現れる重要な部品をデザインパターンとして記録し、カタログ化。改訂版ではこれにCD-ROMを添付、現場でブラウザを通して即利用できるパターンカタログデジタル版を収録。特別付録として、原書にはないJavaのサンプルコードを追加。
https://www.sbcr.jp/product/4797311126/
【簡易目次】
概論
事例――ドキュメントエディタの設計
デザインパターン・カタログ
生成に関するパターン
構造に関するパターン
振る舞いに関するパターン
終わりに詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「オブジェクト指向のこころ」のほうが実践的だと思う。
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底本なので一応読んだけど、読みづらいし、例がイマイチ。
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デザインパターンとは、オブジェクト指向における人類普遍の法則であり、プログラマーの究極のメタの凝縮である。従って、オブジェクト指向の経験が長くても理解が難しいと思われる。が、その分、得られるものが多い。
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図書館で借りた。
なかなか難しいです。 -
これを読まずにOOPライフを過ごすことはできない・・・っ!
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資料ID:80400390
請求記号:007.63||O
配置場所:工枚普通図書
2015年ITエンジニア本大賞ノミネート -
GoF(Gang of Four)本として有名な名著。オブジェクト指向プログラミング言語におけるプログラミングのパターンをまとめている。プログラミングに関わる人ならともかくも読んでいるものだろう。プログラミングが上手な人はこうしたパターンを多く身につけている。日常言語の学習に置き換えれば、単に文法を学んだだけでは喋れるだけだ。すっきりした文章であるとか、詩的な文章であるとかをどうやって書くのかは、ある程度のパターンを学ぶ必要がある。いわゆる「文体」と呼ばれるものだ。
プログラミング言語でも事情は同じで、上手なコードはある種の「文体」を持っている。本書はそうした上手なコードのなかで使われる様々なパターンを抽象化してまとめている。要素単位でまとめられているので、実際の仕様にあたっては本書にあるパターンを組み合わせて使うことも多い。各パターンについて使用する場面、注意点などがまとめられていて理解しやすい。使用例についてはちょっと薄いかなという印象をもつ。パターンがジャンル分けされた中でアルファベット順に並んでいるのはあまり良くない。どれが重要なパターンなのかの見分けがない。adapterやiteratorといったパターンは特に意識されなくても使われるものだし、composite、factory、flyweight、singleton、strategyといったところは特に重要なものだろう。
サンプルコードはC++とsmalltalkで書かれている。個人的にはC++は分かるがsmalltalkは分からないので時に読み飛ばし。 -
【選書者コメント】アプリ開発してみたくて。