LEONの秘密と舞台裏 カリスマ編集長が明かす「成功する雑誌の作り方」
- ソフトバンククリエイティブ (2005年8月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797332025
感想・レビュー・書評
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● ライフスタイル誌が成功するか失敗するかは、結局のところ人々の消費動向にどれほどの影響力を発揮できるか、という一点にかかっています。その面で影響力が高ければ、紹介したアイテムが実際に市場で売れるようになる。いわゆる「読者のレスポンス」が向上する。そうしたレスポンスのいい本には、広告が入りやすい。広告がたくさん入れば、販売部数がそれほど多くなくても、ビジネスとしては成功です。
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「ちょい不良(ワル)オヤジ」を流行らせてる、雑誌の編集長作。<br>
LEONみたいに嗜好的なものを載せていると、<br>
自分の好きなもの、ことばかり書いてしまいそうだが、<br>
読者、クライアント、雑誌の関係をビジネスとしていると思う。<br>
その理由がよくわかる。<br>
ただこれが成功する雑誌の作り方ではないと思うが。<br>
そもそもこのサブタイトル、ないほうがこの本は売れるのでは?<br>
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本より5箇所抜粋。<br>
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「「時間」はタダではない。」<br>
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「クライアントにとって有効な露出の場を媒体のなかで作ることができれば、スポンサーを募ることができる」<br>
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「仕掛けも計算も施されていない本を100冊出したところで、たいていの場合は1冊も当たらずに終わってしますのです。1冊1冊中身と戦略をよく吟味した上で100冊を世に問うてみて初めて、たまたま計算が当たった1冊が成功する場合がある。ビジネスというのはそういうものです。」<br>
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「コピーはあくまで、われわれが考え抜いたストーリーを簡素に表すフレーズにすぎません。最初にフレーズを考えて、あとから意味づけするのでは本末転倒です。」 <br>
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「「売上げ」と「利益」というのはまったく別のものです。」 -
いい市場を彼は作ったと思いますよ。