大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)

制作 : 矢野 浩三郎 
  • ソフトバンク クリエイティブ (2005年12月17日発売)
3.98
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  • レビュー :108
  • Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797332568

作品紹介・あらすじ

いつかこの手で大聖堂を建てたい-果てしない夢を抱き、放浪を続ける建築職人のトム。やがて彼は、キングズブリッジ修道院分院長のフィリップと出会う。かつて隆盛を誇ったその大聖堂は、大掛かりな修復を必要としていた。折りしも、国王が逝去し、内乱の危機が!十二世紀のイングランドを舞台に、幾多の人々が華麗に織りなす波瀾万丈、壮大な物語。

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 12世紀のイングランドが舞台。
    大聖堂の建築を夢みる職人トムは、雇われ仕事を追われ、家族を連れて流浪の身。一家は糧を失い、身重だった妻を失い、やがて、トムは森に棲む美貌の未亡人親子と出会う。

    その頃、キングスブレッジ修道院長に就任したフィリップは、修道院の経済改革に着手するが、大聖堂が火災によって消失する。

    大建築を仕上げたい芸術家肌の職人と、崇高な理想に燃える改革者の宗教家。二人の夢に、時のイングランド国王の後継ぎ問題が絡む。

    登場人物のすべてが善人ではなく、癖のある者たちばかりだが、彼らの信念が玉突き事故のように物語を突き動かしていく。歴史ってあんがい、こんなふうに行き当たりばったりで紡がれたのかもな、と。

    眠るのが惜しくて夢中で読んだ小説は久しぶりだった。

  • 全三巻1000ページを超える大作ですが、ワクワクが止まらない。
    歴史小説の醍醐味は全部入ってます。
    とにかく、悪役ウィリアム・ハムレイがまぢサノバビッチで、やることなすこと本当に最低なので、自身にふさわしい凄惨な最期をいつ迎えるのかが楽しみにすらなってきます。
    そして、迎えるクライマックス。歴史小説はこれだから止められない。

  • 大聖堂の建築を中心にして繰り広げられる人間の愛や憎しみ、欲望、復讐などを描いた作品。登場する人物がそれぞれ完全でないところに本来の人間らしさ、人間くささを感じる。必ずしも正義が勝つわけではなく、時には悪に圧倒され辛い逆境に耐えながらも少しづつ成長していく登場人物に次第に引き込まれていってしまう。人間の憎愛を中心に話が展開しながらも作者の大聖堂に対する入念な研究による深い知識がよりこの物語を面白くしていると思う。

  • 前半は登場人物の設定や物語の背景を掴むのに時間がかかったが、流れに乗るとドンドンおもしろくなってくる。
    策略と欲望が入り混じって混沌とした展開で、修道院長フィリップVS司教ウォールラン、アリエナ・リチャード姉弟VSハムレイ家などの対立軸がしっかり構成されており「この先、どうなる?」の連続。
    またルネサンス以前のダークな時代の空気や当時の建築技術、修道院の実像を感じながら読むことができる。
    このペースで中巻に一気に突入。

  • おもしろい
    とまらない
    寝不足!!

  • 12世紀のイングランドが舞台の壮大な物語。この本を手に取ったのは、長年のイギリス好きと、故児玉清さんがある番組で紹介されていたからです。児玉さんは原書で読まれたようですが、英語力のすっかり落ちてしまった私には翻訳本が精一杯。当時の風習・価値観、生活様式、宗教など全てが興味深いです。建築職人と修道院院長を軸に、大聖堂建設に向けた駆け引きの末、ようやくその夢が動き出したところで中巻へ。

  • 人間関係がこんがらがって、家系図を作成。
    トムの息子に対する態度や、その息子の乱暴さにいらいらする。エリンが出て行くのも当然。
    後半は、フィリップの策略が上手くいくのかハラハラ。

  • 大河小説。面白い!

  • 読みやすくおもしろいとは思うのですが、(読む気)エンジンかかるまで3分の2ぐらいまでかかりました・・・ここから先は早いはず

  • エエ加減洋書に手をつけようかなと決断したので・・・
    とりあえず邦訳から読んでみることにして図書館で借りてきた。

    上巻だけやのにぶっとい・・・ぶっとすぎる・・・。
    期限までに読めるやろか(-_-;)と思ったけど、結構ひきこまれて読めた。

    ウィリアムの悪っぷりがハンパない。
    中世にはこんな領主もホンマにいたんやろなあと思った。
    建築様式の描写のくだりはよくわからんかったけど、トムやジャックが魅了された理由は理解できたのでよし。
    エリン・・・どうしても大好きな「獣の奏者」の主人公を思い出してしまってつらかった(-_-;)(あまりにもキャラが違い過ぎて)

    裏切りや陰謀の連続で、上巻ではやお腹いっぱい気味やけど、借り物やからがんばる(>Д<)ゝ

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