会議の教科書 強い企業の基本の「型」を盗む!

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  • ソフトバンク クリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797333077

感想・レビュー・書評

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  • 管理組合の会議を効率化させたいために購入。

  • 勉強になるわぁ〜。

  • ある日会社に行くと、これ見よがしに私の机に置いてあった。誰からの差し入れとも、勉強せよとも、メモも指示もなく、それでも読み進めたしだい。分かっていることも多いが学ぶこともそれなりにあった。ざっくり言えば、会議には全員がきちんと予習して臨み、会議の始めに示されたゴールを意識しながら、気を抜かず、無駄な演説をせず、数的根拠を元に合意点というゴールを探す努力をしましょうという話。

  • 研修で習うような、あるべき会議像とその実践について述べていて、教科書と呼ぶにふさわしいものだったように思う。

  • 「会議に集中しろ」という精神論ではなく、会議の技術を述べたもの。
    図解サンプルが豊富で実用的である。

  • 著者はあとがきに「16年間学校に通いましたが、思い返せば、議論の方法のみならず、 その基礎となる論理思考ですら、きちんと学んだことはありません。」と書いています。おそらく殆どの日本人が著者と同じ状況だと思います。しかし、ひとたび社会に飛び出す と、否忚なく日々会議に参加する生活が始まります。学校で習ってもないことをいきなり実践するのですから、受験勉強もしていないのにいきなり試験を受けているようなものです。多くの人は職場でも体系的な研修を受けることなく、職場の「スタイル」に合わせて見よう 見まねで議論に参加するようになり、そのうち感だけで会議運営行なっているのではない でしょうか?その根底には「会議は教わらなくても自然にできて当たり前」もしくは 「会議スタイルはその場その場で異なってくるので実践で慣れるのが手っとり早い」 と言った考えがあるのかも知れません。確かに議論の内容自体はその場その場 で異なります。しかし人類が長年に渡って議論してきた結論として、会議に は効率的に進めるお作法というものがあることが知られています。このお作法を知らずして会議を行うことこそが、今日生産性の低い 会議を生んでいる原因と言っても過言ではありません。本書はその お作法を体系的に書き示した、まさに「教科書」となるべき一冊と 言えます。教科書と名乗るだけあって本書では、段取りから、資料 作成、ファシリテーション、ロジカルライティング、確認の技術に 至るまで、会議に関するノウハウが統括的に網羅されています。そ して巻末には、学校の教科書と同じように演習問題がついています。 もし自分が生産的な会議ができていない...と感じている方がいまし たら、一度学生に戻った気持ちで本書を手にとってみるというのは いかがでしょう?

  • 会議のあるべき姿を探して購入。会議の開催中に関する記述よりも会議の準備に関する記述の方が参考になった。

  • 会議の教科書
    ●周到な準備、明解な資料、合理的議論、決定事項の確実な実行を守らなければ、相手にされなくなる
    ●組織における意思決定とは、ヒト・モノ・カネの新しい配分方法を決めること
    ●人の抵抗による目標未達リスクを低減するためにコミュニケーション・プランを予定に入れる
    ●提案と根拠、根拠をバックアップする事実とデータはピラミッド構造にまとめる
    ●推進役は目的を継続的に確認し、現状認識を共有し、論点を発見して意思決定を支援する
    ●論点の洗い出しや、早期に論点を絞ることで議論を進める
    ●論点が大きすぎる場合には、論点を絞る。具体例を挙げて、1つずつつぶす

  • [読書録]====================================================

    ■はじめに
    トリンプ「早朝会議」

    業務時間内に行われている会議の80%は「進捗会議」とそれに付随する「問題解決会議」。


    ■第一章:段取りの技術
    「自分の忙しいけれど、参加者も忙しい」という前提に立ち、全体がわかる1マイのアジェンダを示して参加者を支援したほうが、よほど建設的。会議企画者が丁寧にアジェンダを準備することで、参加者の時間が多いに節約できる。

    丁寧なアジェンダは綿密に検討しないとつくることができない。自分では用意周到なつもりでも、実際に文字で表現してみると、確認や検討が思った以上に不十分なことがはっきりわかる。紙に書くことで頭の中が整理させ、より準備の精度が高まることが、2つめのポイント。

    MS-Project


    ■第二章:資料作成の技術
    資料のない会議は会議にあらず。資料が作れないということは、文章を書くのが苦手だからという理由だけではなく、考えがまとまっていないということ。

    表形式の文書は、「要するに何が言いたいのだ」と自分で考えないといけない。何を強調したいのか、資料の作成側が注意すべき。

    Powerpointをつかって資料を作る場合、アウトラインも作成する。アウトライン/メッセージがないページは「伝えたい内容が何もない」ことと同義。


    ■第三章:仕切りの技術
    避難が始まったら、まずその論拠を確かめることから始めましょう。


    ■第四章:議論の技術
    お願いを切り出すときは、メールではなくまず電話または対面で。
    ネガティブな気持ちは、ひとまずグッと抑える。


    ■第五章:確認の技術


    ■第六章:演習問題

    ■アジェンダフォーマット

    ・会議/プロジェクト名
     ・日時
     ・場所
     ・課題
     ・配布資料
    ・今週の主な活動内容
    ・主な報告。検討内容
    ・次週以降の主な予定

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著者プロフィール

知識工房 代表取締役社長
東京大学経済学部卒。1994年アクセンチュア入社。2003年にコンサルティング会社 知識工房を設立。チェンジマネジメント、組織・業務革新、ナレッジマネジメント、e-ラーニングによる人材革新など、人材、組織に関するコンサルティング、および研究活動を行う。2010年『残念な人の思考法』が30万部突破のベストセラーに。

「2021年 『父さんが子供たちに7時間で教える株とお金儲けの教養。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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