ヴァイオレット・アイ (ソフトバンク文庫)

制作 : 風間 賢二 
  • ソフトバンククリエイティブ
3.20
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本棚登録 : 13
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797333237

感想・レビュー・書評

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  • 全米50万部ベストセラーてぇことで、確かにページをめくらせる巧さはあると思う。ただ……これは好みの問題だろうけども、キャラクターがどうも活きてない気がする、というか魅力に乏しい。
    死者と交信できる能力を持つ者が犯罪に関わる―さらにはその能力者同士の闘いが描かれるってのもおなじみ、というか使い古されたパターンだけど、作品における設定に基くならば、幽霊ってものをどう解釈したらいいんだろうか。おまけに死者にはこの世の生者の行動というものは、こちらから見えないのと同様に見えないもんなんだろか……?

    ストーリーを追うよりもそんなことが気になってしまった。

  • いい塩梅でオカルトとロマンスの要素が少しずつ入った、本格推理小説。ちょっと暗いファンタジーとか、マキャモンが好きな人にお薦め。
    帯に私の大好きな作家のひとりであるジョー・R・ランズデールが絶賛した、とあったので、いちかばちか買ってみました。なかなか面白かった。帯に偽りなし(ランズデールの作風とは全然かぶりません。解説を読んだら、ランズデールはストーリーより何よりもアイデアを絶賛した模様)。

    舞台は現代のアメリカ、”死者と対話できる特殊な能力を持つ人は紫色の瞳孔を持って生まれてくる”というフィクションが加えられているほかは、いたって普通の設定。バイオレットはその能力ゆえに普通の生活ができず、国家に管理され、犯罪捜査に協力しなければならないのですが、そこへバイオレットばかりを狙った連続殺人事件が起こり、、、と、このアイデアで話がどんどん展開していきます。男性の作家の割りにはロマンスの要素がちょっと”お約束じゃん”というか、安易な感じもしたんですが、最後の方で”えっ!マジ?!”というどんでん返しがあり、”そう来たか〜、、、”とビックリ。

    本国ではシリーズ化されているそうなので、続きも読んでみようと思います。

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