宗教としてのバブル [ソフトバンク新書]

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797333411

感想・レビュー・書評

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  • 戦争を知らない子供たちは団塊の世代を指していた。そして今はバブルを知らない子供たちが生れている。彼らにはバブル崩壊、その後の不況という感覚は分らない。以前からそうであったように思ってしまうという。確かにそうかも知れません。そしてミニ・バブルの様相を呈してきている昨今ですが、バブルを経験したこと、経験していないことなどがどのように現代を把握するかで違いが出てくるということも分るように思います。宗教学者がバブルについての感じ方のようなものを書いた実に珍しい本です。

  • 宗教とバブルの関係について書いている本かと思ったら違いました。バブル期は一種の宗教だということを言いたいのだと思う。
    バブルのころは、こうだったよねという分析が強く、今読んでみるとそんなこともあったなぁという感想である。時が流れたとただ感じただけだった。

    伝統的家業の復権は確かにいいことかもしれないが、どうやってその頃に戻るんだ?ということが大切。その代わりになる物をどうやって創り出していくのかということです。

  • バブルの一番の問題は「日本人全体がバルブに踊ったこと」であり、その「精神のあり方」が本質的であると述べている。バブルマインドの中心思想であった「経済主義」および「私生活主義」について民俗学的手法で詳細分析し、バブルは宗教現象に酷似していると説く。バブル発生の主原因の1つとして「精神のあり方」も無視できないものだと思えた。

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プロフィール

1953年、東京生まれ。宗教学者、作家、東京女子大学非常勤講師。76年、東京大学文学部宗教学科卒業。84年、同大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は宗教学。日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員などを歴任。日本宗教から出発し、世界の宗教を統合的に理解する方法の確立をめざす。主な著書に『葬式は、要らない』『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』『もう親を捨てるしかない』(以上、幻冬舎新書)、『戦後日本の宗教史』(筑摩選書)、『ブッダは実在しない』(角川新書)など。

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