- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797333510
感想・レビュー・書評
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競争戦略に関連するマーケティング理論を紹介。
マーケティング本のなかでは、切り口や理論などがあまり見ないものが多く本棚に並べておく価値があります。
ちなみに私はクープマンの目標値について確認したくて購入しました。
73.9%・・・独占的市場シェア(短期的にトップがひっくり帰る可能性はほとんどない)
41.7%・・・相対的安定シェア(トップの地位は安定しており、不測の事態に見舞われない限り、逆転されることはない)
26.1%・・・市場影響シェア(いつ下位に逆転されるかわからない不安定な状態のトップ)
19.3%・・・並列的上位シェア(一位あるいは二位に複数ブランドや企業がほぼ横並びに拮抗しているときに現れやすい)
10.9%・・・市場的認知シェア(市場においてようやく存在が確認される水準。これ以下では、生活者の記憶にも残りにくい)
6.8%・・・市場的存在シェア(市場においてようやく存在を許されるシェア。これ以下のシェアでは、今後よほどの成長が見込まれない限り、市場から撤退する方が賢明)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
プロダクトマーケティングのバイブルにしてます。
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マーケティングの教科書的な本。イノベーター理論(イノベーター、アーリーアダプター、フォロワー)から始まり、ヤンケロビッチの価値観ヒエラルキー、クープマン目標値(市場占有率からみた会社の安定度)、ランチェスター戦略、プロダクトコーン、ブランディング、DCCM理論など結構面白くわかりやすく書かれていた。
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分かりやすかった
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この改訂版の前に普通の「シンプルマーケティング」を読むといいでしょう。
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マーケティングの基礎を学ぶ教科書として、最適な本だと思います。
ただ、基礎と言っても、基本的な内容だけではなく、新しい事例を交えながら、
マーケティング実務経験の長い人でも勉強になる内容だと思います。
本棚に置いて、数年おきに読み返すと良い本。 -
マーケティングっていう奴は基本は現状をきちんと把握するのが目的の手段が大きな役割だと思ってます。(広告屋のプランナーの発想ですが)そこからどれだけブレイクスルーできるかが、面白いのか、面白くないのかの分かれ目かになるのかと。そういう意味ではマーケティングは大切なことなんですが、その現状を把握する手段をわかりやすく解説してくれている本です。非常にわかりやすい。