ラビリンス 上

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797334401

感想・レビュー・書評

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  • 十字軍派遣時代の中世フランスと同じ場所の現代、2つの時代に生きるアリス(アレース)を主人公とする、とある秘密組織で守り継がれている3冊の書物、迷路の刻印された指輪をめぐる冒険SFミステリ(ミステリ色弱し)。

    アリスもアレースもよく言えば精神的に自立した、悪く言えば自分勝手で軽率な言動が目立つ女性。
    話をややこしくしているのはお前だぁと言いたくなりながらも、飲み込まれそうになるきな臭い荒波を避けながら運命に導かれるがごとく迷路の謎を迫っていく2人から目が離せない。

    中世と現代、どこでこの物語は交わるのだろう。
    下巻へつづく。

  • 時の教皇インノケンティウス3世の命により、フランスのアルビジョワ地方に十字軍を派遣し、カタリ派とよばれる異端を討った。これが、私が高校で習ったアルビジョワ十字軍の全部だった。

    そんなアルビジョワ十字軍を題材にしている小説とあって、どんなものか興味をもって読んでみた。


    ストーリーは、「現在」の主人公と、もう一人の視点、「過去」の主人公の視点を中心に展開しており、そこも魅力のひとつだった。


    「現在」の主人公アリス・タナーは友人の発掘作業を手伝っているときに洞窟を発見し、その中にあった指輪等を見てしまったことから事件に巻き込まれていく。


    一方で、「過去」の主人公アレースは父が若かりしころにした誓いを聞き、事件に巻き込まれていく。

  • カタリ派と聖杯物語

  • アルビジョワ十字軍勃発の1209年と、2005年のピレネー山麓の発掘場面が錯綜。秘密結社的なヒト達も絡み、どーなるの?

    先週までハマってたアリエノール・ダキテーヌのすぐ次の時代。舞台は南フランスだし、何かの縁つづきがある…はず。でも上巻では取り敢えず、フィリップ尊厳王もジョン王も出てこない…。

  • 宗教の異端狩りが題材で、それは好みなんだけれど、ごちゃごちゃしている状況があまりにも分かりにくい。縺れ合う各々の思惑が、それぞれの視点から語られていくけれどそれにいまいち魅力がない。
    風景の説明がくどくて、頭に入ってこなかった。
    せっかく上巻まで読み終わったので、頑張って下巻を読もうと思います。

  • 現在と前世の切り替わりが激しすぎて疲れる。
    主人公も含めてイライラするキャラばかりで半分位まで読んだとこでギブアップ。

  • 2012年4月8日〜中断

  • ファンタジーでした

  • 楽しく読めるけれど、登場人物が型どおりで、なんだか読んだことがあるような筋。
    ハリウッド映画の原作になりそうな。「インディー・ジョーンズ」的な。

  • 面白かった。
    主人公のアリスにかなり感情移入して夢中で読んでしまいました。

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