セムラーイズム 全員参加の経営革命 (ソフトバンク文庫)
- ソフトバンククリエイティブ (2006年9月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (555ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797336375
作品紹介・あらすじ
ごく小規模なメーカーだったブラジルのセムコ社。父親から会社を引き継いだ新社長のセムラーは、革新的な経営改革を断行し、ブラジルを代表する優良企業に蘇生した。その背景にあるのは、「会社は社員のものであり、会社の目標は利益を上げることではなく、社員全員が幸せになること」という経営哲学。企業の究極の目的と、その達成法を教えてくれる。
感想・レビュー・書評
-
素晴らしい
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
社員が自分で自分の給料まで決めれるという、超民主主義な会社の歴史と思想を書いた本。個人的にとても理想的な企業に思えました。弊社もこうありたい・・
それにしても、仕組みはもちろんすごいのですが、それを作り上げて行く過程が大切なんだろうなぁと思いました。お仕着せの仕組みをポンと出したところで、この会社のようにはならないんだろうと思います。それに自分自身の常識が邪魔をしてしまいそう・・ -
社員個人個人が自分で考え,決断を下し経営にかかわっていく。
これは個人主義のくにだから成功したんだと思う。集団主義の国では自己を犠牲にしてまで自分の属している集団の利益をとる。みんなで話しあったり多数決をとったり,自分で決めることは少ない。
だから日本には合わないんじゃないかな。
グローバル化が急速に進んでいる日本では,自分で判断し責任を負う個人主義的なことがかなり重要になりつつあるけどね。 -
現場が多くを判断できる経営
管理しない管理
内容としては、非常に面白いのに、なぜか同意できないのは結局のところ、自分も管理主義になっているからであろうか。
言い訳かもしれないが、著者の自慢っぷりがムカついたからか。
あと、純粋に本として読んだ場合の読みづらさも、× -
著者はセムラー社の創業者リカルド・セムラー。
書評抜粋:「会社は社員のものであり、会社の目標は利益を上げることではなく、社員全員が幸せになること」という経営哲学。企業の究極の目的と、その達成法を教えてくれる。
感想:前に読んだ「奇跡の経営」の著者がそれより前に書いた本。「奇跡の経営」に感動したので、関連本を探して買った。そう私は単純なのです。
内容的には似ているが、より詳細な経緯がわかりGood。
セコム社のやり方を他で試した場面もあり、人は信頼され任せられると本当に活き活きと楽しく仕事をし、そして結果にも繋がる、と思わせられる。
後半に出てきた言葉にまたまた感動。
『セコム社での改革と変化の長年にわたる経験から学んだ教訓が正しかった事を私は今さらながらに思い知った。それは、「許可を願い出る代わりに、実行した後で許しを乞え」である。』うーん、出来ているかな? -
いいなあ。