暗黒は我を蔽う マジカル・シティ・ナイト (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797336689

作品紹介・あらすじ

人間、悪魔、妖怪などが共存する魔界の都市、マジカル・シティ。市警のA級"騎士"魔術犯罪専門の特別捜査官であるベンは、ある日不可思議な事件に巻き込まれる。大捕物の最中、たしかにいたはずの同僚のナイトや犯罪者が目の前で暗黒に包まれて消え去り、しかも人々の記憶やシティの記録からさえも、彼らの存在した痕跡が消えていたのだ。シティ全体にはびこりはじめた不穏な気配の中、美貌の女性悪魔刑事ルナリスや、"騎士"見習いの"妖怪すねこすり"らとともに、事態解決に動き始めるベン。果たしてマジカル・シティに平穏を取り戻すことができるのか。

感想・レビュー・書評

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  •  物語はマジカルシティというところで始まります。主人公はベン、自称18歳。でもタバコは吸う、自棄酒は飲む。う〜ん、いいお友達になれそうです。

     アクションシーンが続き、展開も非常にスピーディー。その中には、読み飛ばしてしまいそうになるけど、深い世界観が所々に垣間見える描写があり、油断できません。

     この作品は三部作の第一部ということで、次も非常に楽しみです。

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著者プロフィール

一九五六年、北海道生まれ。東洋大学文学部仏教学科卒業。
国書刊行会に入社し、ラヴクラフト作品などの企画出版を手掛ける。八六年、『魔教の幻影』で小説家デビュー。オカルト・伝奇小説を中心に幅広く執筆し、近年は室町時代を題に取った作品を精力的に発表している。二〇〇五年、短編「東山殿御庭」が日本推理作家協会賞候補。アンソロジストとしても高い評価を得ている。

「2023年 『一休どくろ譚・異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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