2大政党制は何をもたらすか 日本大変革への道 [ソフトバンク新書] (ソフトバンク新書 19)

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797336740

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  • [ 内容 ]
    様々な問題を抱えながらも、日本は2大政党制への道を進みつつある。
    緩やかではあるが確実なその流れは、私たち国民にどんな影響をもたらすのか―。
    日本の政治体制の変遷や海外各国の状況をもとに、2大政党制のメリットと課題を検証。
    理想的な形で機能させるために政党が、メディアが、そして国民がどのように行動すればよいかを考察していく。
    まさに将来へのターニングポイントにある今、必読の書。

    [ 目次 ]
    第1章 日本は今、なぜ「2大政党制」に向かいつつあるのか(「2大政党制」とは何か;現在の日本の政治体制は何制なのか ほか)
    第2章 「2大政党制」になると、日本はどう変わっていくのか(私たち国民の投票行動だけで政権交代を実現できるようになる;政策は大筋で似てくるため、差別化が図りにくくなる ほか)
    第3章 現在の自民党と民主党で「2大政党制」は実現するのか(「小選挙区制」実施以来4回の総選挙で、流れはこう変わってきた;「小選挙区制」になってはっきり見えた、集票組織の弱体化 ほか)
    第4章 私たち日本国民はどう考え、どう行動すべきか(「2大政党制」時代に求められるリーダーとは、どのような人物か;「2大政党制」時代の政党が果たすべき役割とはどのようなものか ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  •  印象に残ったのは引用されている谷垣禎一氏の言葉だ。「政治家というのは選挙区のプライベートな要求を、いかにパブリックに濾過していくか、これに日々苦しんでいる」(p.143)

     そうなのか。サラリーマンと似たところがあるんだな、と感じた次第。読者私はサラリーマンで内勤のスタッフだ。対象範囲の大きさは違うけれども、同じところもある。
     
     ある範囲で関係者、当事者の言葉を聞いて、それを編んで一つのシナリオにする。そういうところがある。

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著者プロフィール

川上和久(かわかみかずひさ)
東京都生まれ。東京大学文学部社会心理学科卒業、同大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東海大学文学部助教授を経て、明治学院大学法学部教授、同学部長、副学長などを歴任。現在は国際医療福祉大学教授。公益財団法人明るい選挙推進協会評議員、東京都明るい選挙推進協議会委員などを務める。専攻は政治心理学、戦略コミュニケーション論。おもな著書に、『情報操作のトリック』(講談社現代新書)、『2大政党制は何をもたらすか』(ソフトバンク新書)など。「Nスタ」(TBS系)コメンテーターなど、テレビ出演も多数。

「2016年 『18歳選挙権ガイドブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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