Linuxカーネル2.6解読室

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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797338263

感想・レビュー・書評

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  • 仕事で読んだ本。Linuxカーネルについて詳しく知ることができる。
    詳細は既に手元にないので見返せないが、割り込みまわりやファイルシステムなどを勉強した記憶。

  • OS構造がはっきり見える.

  • 毎週月曜日に会社の有志でカーネル読書会なるものを開催しており,そこで読んでいた.期間を1年間として進めていたので,読破には至らなかったけど,非常に面白かった.
    難しすぎて全然分からなかったところも多々あったけど,「カーネルってすげえぞ!」って感覚は与えてもらえた.一回で読み切るつもりは毛頭ないので,また気になった時に読み返してみようと思う.

  • 【オススメ書籍紹介】『Linuxカーネル2.6解読室』高橋浩和 小田逸郎 山幡為佐久
    (レビュアー:エンジニア 久保田)

    この本は書籍名にある通りLinuxカーネルのバージョン2.6について解説してくれている書籍です。

    OSもアプリケーションと同じでプログラミングで動作しています。
    このOSの基本機能を実装しているソフトウェアがカーネルです。
    カーネルがどのような動作をしているかを知ることによって、
    メモリ資源をより効率的に管理したり、万一バグが発生した際にも適切に対処できるようになります。

    Linuxカーネルのコードは当時ですら500万行あったようです。
    しかも現在は1500万行を超えたとか。
    そんな量のコードを前にしたら読む前にビビって
    「やっぱやめとこう」となりがちですが、この本ならたかだか500ページ。
    ソースそのものにあたるよりも格段にとっつきやすいのではないでしょうか。
    解説してくれているバージョンに関しては2.6と若干古い気はしますが、
    2.6までをきちっとこの本で理解することには意味があるように思います。


    本の構成としては、細かな実装の前に仕様の確認の章があり、
    知識が若干不安でもなんとか読める形でまとめてくれています。

    自分自身、カーネルのソースにふれるのは初めてで、
    この本で抜粋されたソースを読むのだけでも大変でした。
    しかし、大切な部分には一行単位で丁寧に解説をつけてくれてあり、
    頑張って読み進めることでわかった気にさせてくれます。

    特に構造体のメンバを表にまとめてくれていたり、
    ソースコードのフロー図を書いて構造をわかりやすくしてくれていたりと
    全体の構造を俯瞰するためのヒントが満載です。

    まだまだ理解したとは言い難いですが、
    個人的に意味があったことは全体を読み切ることで、
    なんとなくカーネルが怖く無くなった気がしていることです。
    この本を傍らにカーネルソースに挑戦してみよう!
    という気にさせてくれます。

    そんな意味でもオススメの一冊です。

  • 多分、現状では最も詳しくかつ実践的に勉強出来る本だと思います。ソースの主要部分を提示し解説するという形式。ほとんどバイブル視されている本です。

  • 図も多いので、この本から入ると入りやすいと思います。

  • めちゃくちゃ役に立つので本棚に2冊あります

  • Linuxのカーネルコードについて、浅く広く取り扱っている本である。
    基本的な事柄に関しては省略しているため、最低限OSの基本的な動作を知っている人が読むべき本だと思う。
    私自身、メモリ管理やファイルシステムに関してはほぼ無知な状態であったためか、全く理解できないまま、ざっと目を通した感じで終わってしまった。

    この本は、カーネルのソースコードの詳細な解説というよりも、ソースコード全体の概要とそれに関連した情報(用語や仕組み)の提供に力を注いでいる。
    そのため、この本は最初から全部読み通すというよりも、カーネルのソースコードを読みながら、読んでいるカーネルの分野に関する情報を、この本からかいつまんで得る、という読み方が良いのではないかと思う。
    しかしただでさえ複雑なカーネルの構造を、500ページ程度にまとめた本書は、数少ないカーネル本としては貴重である。

    私の理解不足からかもしれないが、唯一残念だったのは、参考となる図に対する説明が少なく、図自体もそれだけではよくわからなかったところである。
    そのため、評価を-1とした。

  • 内容についていけなかった・・・
    何度か読みなおしが必要。

  • 橋本さんのオススメ

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