アタマにくる一言へのとっさの対応術 (SB文庫)

制作 : 郷坪 浩子  瀬野 文教 
  • ソフトバンク クリエイティブ
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レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797339475

感想・レビュー・書評

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  • ドイツのコミュニケーション・トレーニングの専門家による本。
    攻撃をかわすのに、合気道を応用しているという。
    段階を追って書かれているので、困っている人にオススメ。
    とっさにどう振舞うか、ということだけでなく、何が起きているのかという分析や、心の持ち方が参考になると思います。

    世の中では見苦しい言い争いも多いが、それよりみじめなのは、ひどいことを言われても言い返せないままでいる人がいること、だそう。
    餌食になりやすい人は、いい子になるように躾けられすぎて、自己主張するパワーを失っている人。
    いじめの達人は、そういう効率のいい相手を嗅ぎつける。

    まず、自分の心の持ち方や普段の態度を見つめなおし、弱みを晒しているのを変えること。
    姿勢が悪かったり、自己卑下や自信のない発言が多かったり、いい人であろうとしすぎたり。
    親切で感じのいい足だけでは片足を引きずって歩いているようなもの。毅然として相手をやりこめる足にもパワーを入れて、両足で立たなくては。
    全身に力をこめれば、人を馬鹿にした言動をやめさせられる。
    心のガードを固めただけで何も言わないのに、暴言が止まった実例も。

    理不尽なことを言っている相手のことなど、そもそもまともに受け止める必要はない。
    相手の攻撃はほとんどが馬鹿げた、あつかましい、無礼なものに決まっているから。
    無言で驚いたように目をみはったり、「それがなにか?」とだけ言ったり、全然違う話題を持ち出して、はぐらかしても良い。
    相手を説得しようとか、理解してもらおうとまで考えなくていい。
    そこまでするのは時間の無駄だから。
    大事なのは自分で、相手ではないということ。自分の心の健康のほうが大事だと。
    本来の目的、自分がやろうとしていたことを続け、相手の挑発に乗らない。
    相手が自分の言うことを聞こうとしなくても、自分の主張を繰り返す。
    侮辱されるいわれはないのだから。

    とんちんかんなことわざを言う、というやり方がおかしくて、いいですね。
    そこまでしなくても、話題をそらすとかね。
    賛成しながら自分の要求を繰り返す、というのが大人な対応かな。
    相手の言ったことをおうむ返ししたり、冷静に「怒ってるんですね」などと言うというのは、状況によっては火に油を注ぐ場合もあるんじゃないか、という気がするんだけど?

    争いを避けようとする、相手に限度を設けて釘をさすのが苦手、といった性格傾向があたっているので、参考になりました。
    「パワーを取り戻す簡単な方法」をじっくり読みましたよ!

    最後に作者の体験で、とっさに言い返せなかったことがあり、専門家のはずなのにと悩んだと。
    なんでも解決できるような思い上がりに喝が入ったと感じたそうです。
    でも当意即妙な対応が出来なくてもいい、それよりも自分を責めないことが大事だと。
    自信や落ち着きを失わないことが大事なのですね!

  • あるきっかけで人とどうやって接すればいいのかを真剣に悩んだ時期があり、まずは言葉をしゃべることに関して勉強してみようと思った。
    というのも実際に、誰かにきらわれ職場で言葉の暴力にあい、相当悩んだ時期があったからである。
    その時期に、この本のタイトルが目に飛んできたので、すぐ購入した。

    言葉の攻撃を受けたら、以下の行動をして、いかの手段を試してみる。大事なのは状況ではなく、自分のこころ。

    深呼吸をする。
    距離を置く
    無理をしない
    間をとる
    できるだけいいかげんに
    心の真ん中にもどる

    あと、常に自分の体をまもる言葉のバリアがあると想像して防御する。
    いやな言葉には簡単な返事でいい。「へえ~」とか、「それでなにか?」などでいい。
    質問には質問で返すのも手
    とんちんかんなことわざで相手が自分を読めなくするのも手。
    相手のことばを受け入れ、あくまで、相手の意見として尊重する、主張に賛成しているわけではなく、自分の意見を言う。
    などなどいろいろおもしろいことがあり、実践してみようと思う。

  • 営業という職業からNOという断り文句には慣れている。しかし、NOという断り文句ではない言葉の中傷は、人間だから、ついカッとなってしまうこともある。それは場面に応じて、自分の引き出しから、意図的に営業トークでやり込めることもできる。。ただ、それ以上に、やり込むのではなく、うまくさらっとスマートに受け流す、かわすことができる大人の対応ができることの方が、高等テクニックだ。これは長年営業をしていても、なかなかデキる技ではない。そういう言葉のマジックをもっと磨きたい、という思いから、この本の題名に惹かれ、購入してみた。内容としては、日本文化として使えるもの、と、現実には難しいだろう、と思われるもの、が書かれている。しかし、それ以上に、基本的に人の誹謗中傷は、まともに受け止めない、冷静に対応する、ということを繰り返し述べている。これは、万国共通のことことなんだ、とわかった。昔から短期は損気と言うが、その通りだと思う。これをきっかけに、今では、営業トークというテクニックよりは、深呼吸して、冷静に対応する、ということを意図的に心がけるようにしている。それによって、相手を落ち着かせることが出来、互いに話し合いが出来、結果的に良好な関係を保つことが出来る、ということを体感することが出来ている。

  • ここに記載されているいくつかのテクニックを尊敬する上司が使っていたことにまず、ビックリ!もちろん、上司が優勢だったので、このテクニックは間違いありません!怒ってる相手に対して、「怒ってるんですか?」とよく面と向かって言えるなあ、と思ってました。生きている限り、アタマにくることを避けることは出来ず、相手から逃げられません。心の護身術と思って、身につけておいて損はないでしょう。

  • この本は今まで読んだ本とは違い、普段の人との会話の一部分などで役に立つ 相手の攻撃から自身の身を守るテクニックと題し、その実用性だけではなく、人間の心理的な部分にも踏み入った内容で読んでとてもためになったと思う。
    たとえば2章の「どうしたら堂々と話せるようになるのか」では
    相手があなたを笑っている時決して笑顔を見せないことなど、なるもこういうことをすれば今までのイメージを変えられると思います。
    あとへらへらしないことらしいですよ(笑)

  • ・自己防御の基本姿勢:
    透明なバリアがある、ピンポン球のように相手の攻撃は跳ね返っている、怒っているのは相手で私ではないし、相手のペースに乗る必要はない

    ・相手の挑発にのらない方法
    一風変わった交わし方
    相手の嫌がらせとうまく付き合うテクニック及び率直に話し合う能力

  • 翻訳本にありがちな日本の風土とマッチしない感がないのは、著者(ドイツの女性)が合気道などの東洋武術に理解があるということと、人間のコミュニケーションの悩みに洋の東西を問わないということだと感じた。対応の肝として、敵を追い詰めないことというのは目から鱗だった。いつもいつも「ああ言い返せば良かったのに」と思ってきた自分にとって、それが実現していたら対立はますます深まっていたのかも知れないと思えたのだ。本書で紹介された対応術を使う機会が今後ないようにしたいが……

  • 書いてあることはもっともだと思うけれど、「とっさの対応術」というほどのテクニックでもないように思えた。要は、相手のの言葉は自分には通じない、ということを知らせめてやればよい、ということだが、結構粘着質の人もいるし。

  • 単行本で読みました。もっと早くに読めばよかったです。
    タイトルからして、私の困っていることとはちょっと違う気がして手にとってみなかったのです。表紙の裏に書いてある言葉がこの本の趣旨です。
    主人が買って、家に置いてあったのに…

    「はじめに」の2ページ目で、なんで私のこと知ってるの?
    と思いながら涙がでてきてしまいました。
    出先の電車の中で。

    それから次の「あなたを守る心のバリア-4あなたのバリアにぴったりのテーマ音楽かキャッチフレーズを考えてみてください」
    コレしかないでしょう、すぐに決まりました(^^♪ 
      … って喜んでいる事態でないのですが、今の私。

    岡田准一くんの、サランラップのCM 「♪バリア~、バリア、君とずっと守るよ~…、サランラップ~ゥ~ ♪」
    https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&ved=0CC0QtwIwAA&url=http%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3Dn8mUySRtEFQ&ei=tptIUqWMIIWokQX-4YGABg&usg=AFQjCNHceVRTfw2ycy-9egDQ36KffRbumg&sig2=BATWCrOnZ2VczI6f-oz3pg&bvm=bv.53217764,d.dGI

    このバリアのテーマを決めることができたのと
    とっさに一言、無理にいわなくてもよい、ことが大きな収穫。

  • 「ぎゃふんと言わせてやりたい!」と思った経験はありませんか。この本には相手の攻撃をたくみにかわす自己防御の戦術が説明されています。臨機応変に相手の攻撃から身を守って,強く元気に生きていきたいですね。

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著者プロフィール

1957年生まれ。ハンブルク大学で教育学と心理学を専攻。カウンセリングの研究、実践活動を経たのち、現在は独立。個人、企業、各種団体の求めに応じて、コミュニケーショントレーニング、カウンセリングを行なっている。著書に『アタマにくる一言へのとっさの対応術、『いつもバタバタしている人の気持ち切り替え術』(ともに草思社刊)などがある。

「2016年 『文庫 いつもテンパってしまう人の気持ち切り替え術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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