EX! (GA文庫)

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  • ソフトバンク クリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797340518

作品紹介・あらすじ

高校生の大和一哉には、人には言えない秘密がある。それは普通じゃない両親から、一般人を超越した身体能力を受け継いでいることだ。周囲から浮き立ってしまわないよう、能力をひた隠しにしてきた一哉だったが、そのためのストレスはもはや爆発寸前。そんな彼に、悪の組織の元大幹部・母ミスラが勧めたのは「全力を出しても大丈夫」で、しかも生徒の大半が女子で超売り手市場という、夢のような学園への転校だった。嬉々として転校を決めた一哉だが、登校した先で待っていたのは、改造人間の遺伝子を引き継ぎ、変身能力を持った同級生たち。アレ、ここ悪の養成所!?正義の味方を標榜する敵まで現れて、どうなる?一哉の学園生活。

感想・レビュー・書評

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  • 特撮ヒーローが題材だが
    それ以上に初期GA文庫らしい設定はライトノベルだけど中身がそうではない
    変な話の運びのガリガリ感がここち悪い作品良い意味で
    一般向けだと地味だがライトノベルでも浮き上がる
    つまり多数の読者が求めていないお話作りだが
    良い意味で個性になっていないところが駄目なところである
    良い意味で

  • 友達に勧められるままに完読。
    名前だけは知ってましたが、沢山巻が出てる物って手を出しづらいですよね(・・;)

    自分なりのあらすじは、
    超人だった主人公が超人ではなくなり、超人達を護るために超人の力を駆使して超人を倒すお話です。
    え? 何のこっちゃって?
    気になったら読んで下さい。

    具体的な感想
    一人称で書かれている話で、主人公を中心に話は進みます。高校生である主人公の学校パートと家パートが交互に行われるのが個人的にお気に入りです。
    特に家パートはあまりに日常すぎて和みました。
    盛り上がる所は盛り上がるし、ふざけるところはふざけるしで、けじめの付いた作品です。

  • 学園モノ。
    せっかく学園モノなんだから食堂のメニューくらいはこだわって欲しかった。
    変身は純粋に燃える、各生徒の立ち絵が欲しい。

    この一冊で完結じゃだめなのか?なんでまだ続きでてるの?

  • 清く正しくヒーローにはヒーローだけの美学があるのさ、そんな変身ヒーローモノライトノベル。ショッカー。のような悪の秘密組織を現代でやるにはそういったものが巧く機能しなくなっているけれど、そうした作品が現代において曝されているうそ臭さ、泥臭さと言うものを使うとこういう面白い作品が書けるよ。という証明。
     面白いのでライトノベル読みにはオススメオススメ。

  • この筆者のデビュー作の『ハカナさんがきた!』(HJ文庫)がまぁ…ぶっちゃけつまらなかったのと、GA文庫(笑)ということで避けてたのですが、なかなか周りの評判も良い&試験前の鬱緩和というのがあって購入。


     "非情な正義の味方VS心優しい悪の怪人" ってシチュエーションどっかで見たことある気がするんだ…何だったかなぁ思い出せない。
    『ばいおれんすまじかる』(角スニ)とかそうだったような…でももっと印象的なのがあったような気も。
    どなたかピンときたら教えてくださいな。


     「テラ特殊能力w異能バトルww主人公の隠された力www」といった厨二臭あふれる内容ですが、意外とそれが正義の味方、悪の怪人といった世界感によくハマっていると思います。
    まぁアツイ展開が嫌いな人なんていませんよね、厨二病が忌避されるのなら少年ジャンプはとっくに廃刊になってるぞという話で。


     やや無理な展開や次から次へと強力な敵味方を登場させすぎな風もありますが、そこさえ目をつぶれば全体的には読みやすくいいお話に仕上がってると思います。

  • ヒーローに負けた後の怪人とその子供たちの話。意外に面白い。

  • とにかく熱い、ボーイミーツガール、微最強主人公物。

  • Book-Off 100円
    正統派な変身ヒーロー物。
    展開とか、話の流れとか、ベタではあったけど面白かった。なんかね、アニメとかにもってこいな感じの設定で、話の進み具合も丁度いい感じ。
    早速中古で二巻を見つけたら読みたいところ。

  • 複雑な事情を持つ主人公が悩んだり落ち込んだり吹っ切れたりする学園モノ。
    特撮モノ、特に悪の秘密組織側の話とか結構好きでね、これもその一環。
    カッコ良いね。設定からどことなくハーレム臭がしてたけど途中までそんなことなかったぜ!
    成田良悟著『世界の中心、針山さん』の改造人間37564号と是非競演していただきたい、なんてね。

    「心に太陽、当ててるか?」

  • 『転校先は、悪の組織の養成所!?』
     と、いう帯の惹句を見て購入したライトノベル。

     正義のヒーローと悪の女幹部との間に生まれた主人公・大和一哉は、生まれ持った一般人を超越した能力を隠しながら性格してきたが、そのためのストレスは爆発寸前。そんな彼に母が勧めたのは「全力を出しても大丈夫」で、しかも生徒の大半が女子という年頃のオトコノコには夢のような学園。
     嬉々として転校してきた一哉だが、登校した先で待っていたのは改造人間の遺伝子を引き継ぎ、変身能力を持った同級生達。
     アレ、ここ悪の養成所!?
     どうなる、一哉の(ドキッ!女だらけの)学園生活!!

     そんな感じのお話。わりと楽しく読めました。正義のヒーロー。青春学園モノ。女怪人。決め台詞。そんなキーワードに惹かれた方はどうぞ手にとってみてください。

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