- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797340525
作品紹介・あらすじ
叔父の経営する探偵事務所で雑用アシスタントをしている月岡花南は、初めて仕事らしい仕事を任される。頼りない事務所の先輩・庸之介とともに、宮原奎という、聞いたこともない歌手の海外公演に同行しろというのだ。任務は通訳兼ボディガード。無名な歌手にボディガードもないし、実質付き添いみたいなものだが、少しでも早く一人前になりたい花南にとっては願ってもない大チャンス。ベストを尽くすべく張り切る花南だが、奎と待ち合わせた空港で、いきなり爆発事件が起こる。さらには怪しい脅迫状まで見つかって、これってやっぱり公演の妨害行為!?でも、誰が一体何のために。
感想・レビュー・書評
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以前コバルト文庫の「ダナーク村」シリーズにハマっていた時に
本屋で見かけ、ダナークの挿絵の裕龍ながれ先生の絵で
気になっていた本でした。
あと作者様がラノベメインの先生でないので、ラノベくさくないかも、
というのもありましたね。
うーん、読んでみたら、イマイチだった。
確かによくも悪くもラノベくさくはなかったけれど。
報酬をもらっての「仕事」なのに、クライアントに対して
敬意がない感じの主人公たちがどうも好きになれない。
子供(といっていい歳頃)にタメ口で偉そうに言われれば
ぶっちゃけこどものたわごととなめられかねない気がするぞ。
一見地に足がついてるっぽいのに、オチだけが
少しファンタジックで、納得感もイマイチ。
魅力を感じたのはむしろダンディなおじさんキャラです。
彼は主人公達を子供扱いしないあたりも大人だし。
作者様があとがきでおじさん好きと書かれていたので、
それも大きいかもだが(笑)。
実際、あまりヒットしなかったっぽいなぁ。 -
飯田さんの本を読みたくて探していたら巡りあえました。
とても楽しく読めました。