タニアのドイツ式部屋づくり―小さな空間ですっきり暮らす整理・収納のコツ
- SBクリエイティブ (2007年8月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797341058
感想・レビュー・書評
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ドイツ人の母と日本人の父を持ち、現在日本で暮らすタニアさんの著書。この本を読むまで、私は何もないことが美しいと思っていたが、タニアさんの本は新しい価値観を与えてくれた。ドイツ人はまず、そこで何をするかを考えてから部屋のインテリアデザインを考えるそうだ。私は今までそんなこと考えたことがなかった。ほかには、リラックスできる明かりを置くこと、キャンドルを生活に取り入れること、長く使えるものを選ぶこと、ハーブとアロマの必要性、これらは私の大好きなジャンルで大きく頷けた。
特に、タニアさんのお母さんのお家は素晴らしい。日本のマンションだとは思えない洋風なデザインにリノベーションされており、惚れ惚れしてしまう。部屋のコーディネートに国や場所は関係なく、その人のセンスでどうにでもすることができるのだ。窓の上の張りに鏡を付けることなど、今まで見たことがない。彼女は巧みに鏡を使い、部屋を広く明るく見せることが得意だ。廊下も大きな鏡と対のランプがまるでホテルのような佇まいを見せている。リビングの椅子の柄に合わせて壁を塗るという、少々の頭では閃かないような、自分の好みやスタイルを追求する姿勢には脱帽である。また、リビングの壁一面本棚の景色は圧巻である。私の憧れる生活がここにあった。この章を読んで、早速リーディグライトとキャンドルを購入した。私もいつかこんな本棚を持つことを夢見ている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私は、タイトルにある「ドイツ式部屋づくり」に興味を持ち、この本を手に取った。なぜこのキーワードに心惹かれたかというと、ドイツ人といえば真面目で勤勉な職人気質なイメージがあるので、きっとこの本には合理的かつシンプルな部屋づくりの方法が書いてあるのではないかと思ったからだ。
実際に読んでみた感想を簡単に言うと、この本は本当に面白かった。
中身は、ドイツ式の部屋づくりのルールが丁寧にかかれていてかなり実用的。この1冊にぎゅっと合理的でシンプルな部屋づくりのヒントが詰まっている。さすがドイツ式。
個人的に印象に残ったのは、タニアさんのお母様の「家は、長い一日が終わってみんなが帰ってきたときに、安心してリラックスできる場所でなければならないの。」という言葉。
自分や家族を労わるためにも、部屋づくりというのは大切だと気づかされた。
貴方も自分のため、家族のために、ドイツ式部屋づくりを実践してみてはいかがだろうか? -
合理的な考え方で快適な暮らしをしていて、うらやましい。見習うべきこと沢山です。
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私も多仁亜さんの本、大好きです。
彼女のレシピも好きで、ケーキやキッシュなど
いろいろ作っています。お部屋も美しいですよね。私も多仁亜さんの本、大好きです。
彼女のレシピも好きで、ケーキやキッシュなど
いろいろ作っています。お部屋も美しいですよね。2010/02/25
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特に真新しい事は書いてなかったが読んでいて落ち着く文章であった。
カーテンを窓より大きく繕って窓の両横を隠し収納にしてしまうアイディアは興味深い。 -
家で心地よく時間を過ごすための収納法やインテリアが紹介されている。特にお母様のこだわった部屋づくりは読み応えがあった。カーテンを天井から吊るして縦のラインを長くしたり、鏡をはめ込んで空間を広く見せたり、壁をペンキで塗り替えたり、本棚を壁に取り付けたり…アイデアとDYIで理想の家を少し作っていく様に感銘を受けた。家はそれだけ大切な場所なのである。
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参考にしたいこと
・不要になった日用品や雑貨はリユースショップに持ち込む→調べたらモノココ、ワールドギフトがある
・使う場所にモノを収納する
・カーテンは最低年一で洗う、窓は水で濡らしたスポンジでサッと洗って、新聞紙などで拭く
・間接照明があると寛げる
・ドイツはハーブを良く使う→やっぱりハーブ系の勉強したいなと改めて感じた -
オシャレだけど、、、物すっごい多いし。笑笑
参考にはならん感じでした。
笑笑
外国の人はやっぱり外国風なんだなぁ。と。部屋の作り方というか何というか。
でかい家具ドーンドーンみたいな感じで、重量感のある部屋。
お掃除もそうだけど。ホント大変じゃないんだろうか?ヅラしたり、細かい装飾にたまる埃とか。笑笑
オシャレで素敵かもだが、ついそんなこと考えてしまうわたしは貧乏性なんだろうか。
棚を隠してる板みたいのも、、ルーバーみたいになってて、埃とるの面倒くさそうだなぁ。って、ただひたすら掃除のしにくそうな部屋だな。と思う一冊でした。 -
ブランドものを集めて、と言ったタイプのインテリアではない。
自分のお気に入りや、無理せずできること、工夫することを大切にされている。
断捨離しても、これだけは、と思い手元に残している本。