数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797341379

感想・レビュー・書評

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  • 繰り返し読みたくなる良書です。なので文庫版が出れば嬉しいですね。なお、数学ガールの公式サイトでは、シリーズ各巻について刷ごとの訂正箇所が紹介されており、数学書という性格上、刷を重ね訂正が無くなったものの購入を勧めます。新刊が出てもしばらくは買い控えが正解です。数式などが間違ってる数学書ほど読みにくいものはありませんので。

  • タイトルはこんなだけど、中身はハード。
    オイラーの定理の導出まで触れている。

  • 内容としては参考書や教科書のコラムに載っているような感じ。それをストーリー仕立てにわかりやすく一つ一つ丁寧に解説していくというお話。
    一応理系の人間ですが、特別数学が得意というわけではなく、どちらかというと苦手なのかもしれない私ですが、とてもわかりやすく読むことができました。完全にテトラちゃん視点で物語を追っていました。このシリーズは三巻まで読みましたが、どのシリーズも非常に面白いと感じました。数学の奥深さを手軽な雰囲気で身をもって学ぶことができます。

  • 高校数学で挫折したクチなので苦労しながら読み進める。

    2011.9.13
    三角関数と数列にぶち当たったところで止まっていたが<a href="http://mediamarker.net/u/bookkeeper/?asin=4534045840" target="_blank">参考書</a>片手に再開。
    数列-振動-回転が複素平面上で展開していく見事さに感心。

    2011.9.14
    等比数列の無限級数なら馴染みがあるが、フィボナッチ数列の母関数まで来て頭脳停止。

    2011.9.19
    母関数は数式を追うだけなら冷静に読めばできた。いまいち腹に落ちないのだけれど。

    2011.10.1〜2011.10.2
    相加相乗平均の関係。最後の一般化の式以外はあまり難しくない。
    算数の教科書にあった、一定の歩数で地面を囲って長方形(正方形)を作る場合、一番面積が大きくなるのは正方形というコラムを思い出す。

    ふつうの微分(連続)に対して離散での微分=差分。概念はなんとなく分かるが下降階乗冪とやらがポッと出てきて気持ち悪い。指数関数もピンと来ない。積分への応用は追いかける気力なし。

    2011.10.23
    第7章、いよいよ本番っぽい。「組み合わせ」の式で分からなくなってストップ。

    2011.11.3
    組み合わせは少し参考書で勉強してクリア。階乗のマーク「!」の意味を理解。
    馬券の組み合わせ数と同じ話だ。また母関数が登場しそうでストップ。

    2011.11.26
    ミルカさんのシンプルな解のほうは追っかけることだけはできたが、
    後半の母関数のほうで挫折。7章の最後まで読むだけ読む。

    2012.1.29
    第8章。無限級数が発散するか収束するかという話はまあ分かる。自分にもテトラちゃん並みの理解力はあるようだ。その先のゼータ関数が出てきたところで難しそうなので一休み。

    2012.1.31
    下降階乗冪がまた出てきてブルーになるが、微分・積分・差分・和分の整理にはナルホド。グラフによる積分&和分の図示は分かりやすい。
    オイラーによる素数の無限性の証明は、ロジックを追うだけはかろうじてできたが、イメージが湧かずに感動は起こらず。しかし、調和数って何がどう調和しているのだろう?

    2012.4.16〜18
    第9章を読み進める。前の章とつながりがあるみたいだが、もう忘れていて往生。sinXのテイラー展開は、式はもういい加減にしか追えなかったが、最後にグラフが出てきてちょっと感動。バーゼル問題は収束するだろうとは直観で分かったが、πが出てくるとはね。あと、テトラちゃんがかしこなってついていけません。

    2012.4.21
    第10章分割数。前半はまだ数学パズル的な感じでついていけたが、後半の「より良い」上界を求めるテイラー展開+ハーモニックナンバーは完璧に撃沈。それでもなんとか最後まで読みました。

    全体的に振り返ってみると、母関数ってやつがハラに落ちていないのが理解の躓きではないかと。

  • 甘酸っぱい香織のする数学の本、というのはおそらくいままで存在しなかっただろう。すくなくとも、数学に対して愛を持っている人でない限りは、とうてい描けない世界がここにはある。

    非常に不思議な感じのする小説。というか小説なのか、という感じ。悪い意味ではなくて。

    むしろ「教科書」と割り切って読むのもよいかもしれない。

    書評:
    <a href=\"http://blog.rashita.net/?eid=1043037\">小説書評 数学ガール(結城浩)</a>(R-style!)
    もし数学の教科書がこんな感じで書かれていたら、世の中の数学嫌いがもう少しは減っているに違いない。数学が持つ面白さ、数字に潜む不思議さ、というものを小さいうちから知っておけば、もう少し数学が身近に、そして遙か遠くに感じられることだろう。

    学ぶべきは単に、数学の展開や数学的思考法だけではなく。身につけられるものはいくらでもある。応用もできる。

    例えば「厳密な表現」。数学と厳密さというのは切っても切り離せない。これは言葉を扱う上でも気をつけたいところだ。数字よりも曖昧さを多分に含む言葉だからこそ、使用する上では、なるべく厳密になるように、あるいは文脈上理解できるように配置していく必要がある。

    これは「例示は理解の試金石」という言葉でも同様。本を読む上でも、自分で文章を書く上でも当てはまることだ。

  • 正直、出てくる数式はわからないものが多くて、ミルカさんについていくことはできなかった…でも、テトラちゃんがひとつずつ順を追って理解していくところや、疑問を発する場面で、物事を考えて理解するプロセスや、学ぶことの楽しさを感じながら読み進めることができた。
    具体例で考えること、そこから一般化すること、それらを行き来することって、数学に限らず大事なことだなぁというのが心に残った。

  • テトラちゃん好きです。へっへっへ。

  • 第3章「ωのワルツ」までは軽々と読めたが、その後は驚きの連続だった。特に第9章「テイラー展開とバーゼル問題」で、ζ(2)の値が求まったときは、テトラちゃんではないが、「な、なんでっ!い、いつのまに!」と言いたくなった。最後の第10章「分割数」は、式を追うだけで精一杯。

  • 数式はよく分からないけどなんかワクワク感あり。またいつか読んでみよう

  • 中学生の時に母に勧められ読んでみた。
    主人公、ミルカさん、テトラちゃんの3人の織り成す物語に自分も惹かれていった。
    数式などはほとんどが高校・大学レベルのものが多く、理解が難しいが一応数式抜きでも楽しめるようにはなっている。
    数式の意味が全て分かるようになってからもう一度読みたい、そう思わせてくれる本であり、自分を数学へと導いてくれた本でもあった。

著者プロフィール

結城 浩(ゆうき ひろし)
1963年生まれ。東京都在住のプログラマ、技術ライター。ウィキクローンの1つであるYukiWikiを開発したことで知られ、プログラミングに関する執筆、翻訳を行っている。
Webで公開した作品を元に、小説『数学ガール』を発表、ヒット・代表作となる。同作はコミック化されるとともに、「出版・著作により数学の研究・教育・普及に業績をあげた」ことによって日本数学会賞出版賞を受賞した。

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