究極の会議

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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797341836

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭に「会議はその場で議事録を作るためにある」とあり、そのための方法にも非常に共感でる。会議の視点を変えてくれた一冊。

  •  これは秀逸。タイトル負けしない1冊。ダメな会議を「見た」だけで、気が狂いそうになる人は必見。<br><br>

    第1章 よい会議ではなく、よい議事録を目指せ!<br>
    第2章 議事録ドリブンはビジネスのプロセスを変える<br>
    第3章 議事録ツールを使いこなせ<br>
    第4章 ネット会議の進化と文明の変容<br>
    特別対談 近藤淳也×鈴木健<br>
    議事録ドリブン チェックシート<br><br>
     冒頭 「会議はその場で議事録を作るためにある」<br><br>

     これが本書のエッセンスの部分である。内容は、効率よく無駄をなくし、いかに議事録作成を行っていくかに終始している。しかしながらこの著者、本当に無駄がない。ページ数約150あまり。30分ほどで読了できる。そのため、日頃読書しない人にも敷居が低い。<br><br>

     しかし、いくら会議を変えたくても、それができるのは自ら会議を主宰している人間。その反論として、立場の低い人でも、会議を変えていける裏技みたいなことをもれなく書いているところが本書のスゴイところ。

    <br><br>
     この本の値段が1260円。この本を読了後に効率よく会議を推し進めることが出来たならば、投下資本は1回の会議で回収することができ、以後の会議にかかる時間はあなたの利益になることは間違いない。<br><br>

著者プロフィール

南カリフォルニア大学客員教授及びケンブリッジ大学客員研究員を経て、現在、明治大学情報コミュニケーション学部教授。ノースウエスタン大学よりコミュニケーション学博士(PhD)/メディア批評及びカルチュラル・スタディーズ。
主な編著書に(共編)『説得コミュニケーション論を学ぶ人のために』2009年, (共編)『パフォーマンス研究のキーワード』2011年, The Rhetoric of Emperor Hirohito: Continuity and Rupture in Japan's Dramas of Modernity. 2017年, The Age of Emperor Akihito: Historical Controversies over the Past and the Future 2019年, Political Communication and Argumentation in Japan 2023年、翻訳書に(共訳)『議論学への招待ー建設的なコミュニケーションのために』2018年がある。財部剣人のペンネームで『マーメイドクロニクルズ 第二部 吸血鬼ドラキュラの娘が四人の魔女たちと戦う刻』を2021年出版。

「2023年 『ポップ・カルチャー批評の理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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