民間薬の科学 病気やケガに効く……民間の言い伝えはどこまで科学的か!? (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797342321

作品紹介・あらすじ

下痢止めにはゲンノショウコ、
便通にや高血圧予防にはドクダミ、
皮膚の血液循環の改善にはセンブリ、
といった民間での言い伝えによって自分の判断でこれらを薬として使う、
これが民間薬を使うということです。
最近ではこの効果を利用したお茶も市販されており、
健康促進のために使われている方も多いかと思います。
この本は、民間薬の基礎知識からその由来となった動植物の紹介、
さらに民間薬から近大役にどう発展していったかなど、
民間薬にまつわるさまざまな話を展開します。
生薬や漢方などの話も満載ですので、
人一倍健康に気を使っている方、必見です。

感想・レビュー・書評

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  • 身近な植物が結構民間薬として使われていたことが知れました。色々な使い方があったのですね。

    ヘチマの語源が「トウリ」で「ヘ」と「チ」の間から、とか野菜だと思っていたコンフリーが実は有毒だったとか、豆知識的な内容が多々ありましたが含有物質の化学式まで書く必要はあるのかな?とも感じました。

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著者プロフィール

日本薬科大学教授,薬学博士,薬剤師。
1951年生まれ。東北大学薬学部卒業,東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。天然物化学専攻。米国イリノイ大学薬学部博士研究員,北里研究所室長補佐,東北大学薬学部専任講師,青森大学工学部教授などを経て現職。日本薬史学会常任理事。著書は,『アルカロイド』(共立出版),『アミノ酸』(東京電機大学出版局),『毒と薬の科学』(朝倉書店),『毒と薬の世界史』(中央公論新社),『〈麻薬〉のすべて』(講談社),『カラー図解 毒の科学』(ナツメ社),『民間薬の科学』(SBサイエンス・アイ新書),『毒! 生と死を惑乱』(さくら舎)など多数。

「2017年 『毒と薬の文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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