- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797343434
感想・レビュー・書評
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アルツハイマー病に冒された妻に、ノートに書かれた物語を読みきかせるという話。そこには、過去に二人が燃え上がるような恋をした真実が書かれている。牧歌的な景色に二人の奥ゆかしい恋が溶け合うよな、清らかな愛の物語である。ストーリー的には王道なのかもしれないが、ひしぶりに純愛小説を読み心が洗われた気がする。
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長い年月をかけて1人の女性を愛し続けた男性の物語を、綴ったノートを読みながら展開する。
優しい、でもときには強く、相手の気持ちも痛いほどわかりながら、ダメだという感情も抑えながら。
最後の恐怖までずっと一途を貫いた奇跡、あぁこれがラブストーリーなんだと思った。
これ、映画もあるのね、観たいなぁ。
271冊目読了。
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素敵なフレーズでした。
“若者は性急で我慢がきかず、つねに沈黙を破らずにはいられない。あれは浪費だ。なぜなら沈黙は純粋だから。沈黙は神聖だ。なぜ人同士を引きつけるかというと、心やすまる関係を結んでいる者だけが、何も言わずにすわっていられるから。これは大いなる逆説だ。” -
痴呆症の恐ろしさを感じました。忘れてしまう、思い出せないつらさ。忘れられていくつらさ。
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ザ・純愛ラブストーリー。
昔はこの手のものは苦手でしたが、少し大人になったのか、面白いと思うようになってきました。
1人の愛した人をずっと愛し続けることはなんて素敵なことなんだろうと思いますね。
全てを捧げるという気持ちに感動しました。
自分は二の次で、相手を1番に思う。
そんな人に出会えたらいいな。
しかし、自分には詩を楽しめる感性をまだ持ち合わせていないので、ちょっとずつ楽しんでいこうかな。 -
時間があれば。
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運命の人との再会
もう一度恋に落ちる二人
激しくも穏やかな世界に引き込まれました