うつの世界にさよならする100冊の本 本を読んでココロをちょっとラクにしよう

著者 :
制作 : 佐藤 伝  佐藤 伝 
  • ソフトバンククリエイティブ
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本棚登録 : 100
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797344134

感想・レビュー・書評

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  • みんなとお話できたらいいな、お友達ができたらいいなと思うけれど、
    不器用でうまくいかなかった少女時代。

    私は本との対話があったから生きてこられた。

    本は私の友達で、先生で、神様だった。

    だから、読書がうつに効くという考え方は、
    すっと受け入れることができた。

    薬をまったく飲まずにうつが治せるとは言わないが、
    ある方向(時には自殺願望まで)に
    凝り固まってしまった考えをほぐすのに
    本が効くということもあると思うのだ。

    ・いま、そこにいてもだいじょうぶ
    ・はじめの一歩
    ・自分を知る
    ・想いと在り方を知る
    ・ワクワクを取り戻す
    ・スピリチュアルなものを生かす
    ・人のことに心を馳せる
    ・言葉と友達になろう
    ・ぶりかえしても、だいじょうぶ

    章が進んで行く過程は、そのまま著者の心の回復の軌跡のようである。

    本なんて読めないよ・・・という状態なら、
    写真集を眺めるのでもよいのだ。

    最初は少しも本が読めなかった状態から
    のんびりと1日図書館で過ごせるようにまでなる。

    自分がここにいてもいいのだというところから出発し、
    自分のことを知り、そして人のことを知る。

    読書は、自分の心との対話であり、
    多くの人の考え方も知ることができ、
    それはそのまま認知療法にもなる。

    自分を縛っていた呪縛から、自らを解き放つことができる。

    ここの紹介されている100冊は、
    心を元気にしてくれる本たちのブックリストである。

    最初はうつについて学びたくて手に取ったのだが、
    気がつくと、すでに読んでいた本、
    紹介文の言葉が印象に残った本・・・というように
    ページの端を折りながら、読み進めていた。

    結構読んでいた本が多かった。

    1度読んだ本でも、抜き書きされた箇所と
    選者独自の紹介文を眺めると新鮮に感じて、
    もう1度読みたくなった。

    新しい本もどんどん読みたくなった。

    自分が元気になりたいときのブックリストとしても有効だと思った。

  • 今、うつ病で苦しんで溺れかけている人に「これ読んで!」と浮き輪のように投げたい本。うつ病がひどい時は「本なんて読めるか!」と思うかもしれない。でも、この本には「うつ病から浮上する本の情報」がたくさん詰まってる。著者の自分語りはほぼなく、ひたすら優しく優しく寄り添ってくれる。

  • うつ療養中でちょっと本をのぞいてみようかな、という方におすすめ。

    タイトル通り、「うつをラクにしてくれる本100冊を紹介した本」です。

    冒頭には寺田さんご自身のうつ病の体験が、柔らかな風景写真とともに語られ、「そのつらさ、わかるよ」と寺田さんから声をかけられている感じがします。
    それを読むだけでも「味方がいる」と思え落ち着きます。

    うつの回復段階に合わせた本を紹介してくれ、
    こんな段階を経てこころが回復していくんだよ
    ということも教えてくれます。

    難点は
    ・絶版なので本書自体が手に入りにくいところ
    ・出版が2007年なので、紹介されている本が古く、古書店や図書館も活用しないと読めないもの多数。

    でも逆に言えば図書館に行く理由をくれる本です。
    実際、私はこの本を手にしてから、紹介本が読みたくて図書館通いが増えたので、本に出会うきっかけをくれた大事な本です。

  • 中南米の帰国子女という特殊な育ちで、
    仕事のストレスもあった筆者は、本を読むことで長く悩まされていた「うつ」を乗り越えた。その彼女が紹介する100冊の本。あくまで、「うつ」とは医学的に抑うつ状態のことと文中の医師が説明しており、うつ病そのものをさすわけではない。ただし、うつ病の意味合いが強い。
    自分と向き合うテーマにそって本が紹介されているため、自己啓発本が多め。本に携わった関係者の影響か、スピリチュアル系も少なくない。
    自分としては、詩集や絵本に気になるものがあったので、それらを読んでみようと思う。

  • 生命の危機に瀕する程になった時、
    「女性は“美”から捨てていく」ということに、
    共感を覚えた。

    活字が読めない時には写真集、というように
    細かく紹介されていたのが良かった。
    参考になります。

  • この本にリストアップされている本自体は、金貨玉石であるが、この著者の心あたたまる書評が個人的に好きである。書評自体を読んでいて癒される。

    以上

  • うつ病になった著者が回復の手助けになった100冊の本を紹介する本。スピリチュアルと自己啓発本がかなり多い印象を受け、そういったものが苦手だと読みにくいかなぁと思い、また全体的に女性向きの本であると思います。どうも苦手な部類の本が多く、読んでみよう!と思える本が少なかったが、「佐賀のがばいばあちゃん」等読んだことのある本がいくつかあり、また読み返そうを思うきっかけになりました。

  • 493.764-テラ 300376951

  • 読みたいと思う本が何冊かあったけど・・図書館で借ります。

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著者プロフィール

寺田 真理子(てらだ・まりこ)
長崎県出身。東京大学法学部卒業。企業通訳を経て現在は執筆・翻訳・講演活動。2011年に日本読書療法学会を設立し、普及に尽力。日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。著書に『うつの世界にさよならする100冊の本』(SBクリエイティブ)、『パーソンセンタードケア講座』(全国コミュニティライフサポートセンター)、訳書に『なにか、わたしにできることは?』(西村書店)など。


「2017年 『虹色のコーラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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