- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797345520
感想・レビュー・書評
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ヒトに寄生するエイリアンが主人公のパラノーマル・ロマンス。全3巻
巻を追うごとに面白くなる。ボディとソウルが別々の人を想うようになるくだりは人はどのように人を愛するのか、愛って何なのかを考えさせられる。エイリアン目線の人間像も新鮮。
最後がどうなるのかほんとにわからず、まとめに期待していただけあって、結末は少し肩すかしだったかも…………あ、結局そうなっちゃうのか、なんか簡単な解決策にいっちゃったな〜、と思いました。結末に少しもやもやしてしまったので、ー1。
実は、イアンにワンダが移植されることを少し期待したのです。それはそれで複雑になってしまうけど。
ロマンス小説としては今まで読んだ中で群を抜いて面白かったです。
凝った設定・愛すべきエイリアンの行動に、様々な愛の形が考えさせられます。愛や自己について、訴えるものがある作品でした(-ω-)
個人的にはトワイライトよりおもしろい。 -
甘甘を期待していた私としてはちょっと残念だっただけど、エンターテイメントとしてドキドキ楽しめた。
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最後まで読んで、やっぱり普通にSFでいいんじゃないかと思う。
パラノーマル・ロマンスって、、、、よく分からん。
大してロマンスでもなかったような??
これでパラノーマル・ロマンスって言うなら
あのSFも、そのSFも、みーんなパラノーマル・ロマンスでいいじゃん?
っつーか、もしかしてパラノーマル・ロマンスって
人間と人間以外の恋愛をいうのかな?
(ロマンスに疎くてごめん。)
・・・・・・・・・今、いけない考えが浮かんだけど自主規制。 (;^_^A
メイヤーのお話では見かけは人間同士の恋愛に見えるから
ちょっと複雑?よね。
あっと、お話は面白かったよ〜♪ v(^^
貧乏くじを引いたのは復活したメラニーかな?(笑)
それでも自分も恋人も取り戻したんだからハッピーよね?
ワンダは愛らしい若いボディをもらって、全て丸く収まったらしい。
いくらでも続きや外伝やアンソロジーが作れそうな世界でしたね〜☆
うん、面白かった〜♪ -
予定調和なハッピーエンドだけど、これはこれで良い。
思いがけず、ストーリーに引き込まれて読むのが止められなかった。 -
まあ、希望の持てる解決策があってなにより。
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メラニーを取り戻すことを望むジャレド、ワンダラーを仲間として認め愛しはじめたイアン。悩みはじめたワンダラーだったが、あるとき血まみれの手術台と残酷に切り刻まれた銀色の糸を目にする。コロニーの医者は、ソウルを人間から取り出そうと実験を続けていたのだ。そして、とうとう捜索者が隠れ家を探り当て侵入してくる。人間たちを売り渡すのか、それともソウルを裏切るのか。愛を知った彼女にとってそれは究極の選択だった。ある方法にたどりついたワンダラーは、ボディに永遠の別れを告げようと決意するが・・・。
ストーリーの展開も無駄なところがなく、本当にスリルにあふれてとても面白かったです。普通だったら、人間よりずっと善良で他人思いのワンダに偽善者ぶっているという印象を受けてしまうところが、本当に素晴らしいソウルとしてまるで友達のように捉えられるのは、きっとメイヤー女史の手腕によるのでしょう。終わり方は異論もあるでしょうが、私は満足です。もしワンダラーが死んでしまう結末なら、きっと悲しくて苦しい後味の悪い読後になってしまうと思うし、イアンの深い愛が報われて私も嬉しいから。ただ、一時メラニーが消えそうになるシーンがあるけど、あれは何かの伏線じゃないのだろうか。よく分からなかった。全体としては、トワイライトと同様に愛にあふれた素晴らしい作品だと思います。