ありえない!? 生物進化論 データで語る進化の新事実 クジラは昔、カバだった! (サイエンス・アイ新書 88)
- SBクリエイティブ (2008年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797345926
作品紹介・あらすじ
生物の進化や歴史には、実にさまざまなことが起きている。しかし、それを知るには、いったいどうすればよいのだろうか。タイムトラベルが不可能である以上、現在までに判明しているデータから過去を復元するしかない。ではその方法とは?垣間見えてくる生物進化の歴史とは?系統学と分岐学を中心に、遺伝学、形態学などを絡めながら、おもしろおかしく展開していく。
感想・レビュー・書評
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面白いんだけど、なんだか無駄に難解にしてしまっているような箇所が散見される。もうちょっと書きようがあると思うのだが。
「科学とは?」みたいな話が、進化論の紹介とともに本書の柱で、それを楽しめるかどうかは個人差がありそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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所在:展示架
資料ID:10900330
請求記号:467.5||Ki68 -
「進化」を考える方法論が面白い。
一方、恐竜絶滅に関しては隕石説を支持。
火山活動による環境悪化による大量絶滅はペルム紀末のみ。恐竜はKT境界層の直下まで繁栄していた。恐竜が徐々に衰退してゆくように見えたのは「シニョール・リップス効果」による見かけ上の現象。
こういった説明をしているが、これって、金子隆一氏が支持するマントル・プリューム説に逐一反論している形になってる。
北村氏は金子氏と共同で本を出したこともあるので、多分に金子氏を意識していると思う。 -
知りたかった情報は何もなかった。横書きの文章が頭に入るずらい