大聖堂―果てしなき世界 上 (ソフトバンク文庫NV)

  • ソフトバンククリエイティブ (2009年3月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (672ページ) / ISBN・EAN: 9784797346237

みんなの感想まとめ

物語は、複雑な人間関係と多様な登場人物を通じて展開され、前作の魅力をさらに引き立てています。続編である本作では、登場人物が増えたことで、物語はより深みを増し、読者は手探りで進む感覚を楽しむことができま...

感想・レビュー・書評

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  • 未読、ですが…これって続編、なんですね!「大聖堂」と、間違えて買ってしまった(+_+)

  •  名作「大聖堂」の続編。といっても直接の関係はなく、時代がずっと下がって本編の末裔たちが同じキングズブリッジの修道院と町で悲喜こもごもの物語を繰り広げる。読者の希望に応えて書かれたものということだが、読んでみると期待外れ。修道士、建築職人、商人、農民、貴族、領主といった階級はそのままだし、善人悪人入り乱れての愛憎物語という体裁も同じ。まるで新機軸がなく、前作のできの悪い焼き直しを読まされている感が大きい。主役格のカリスとマーティンはちょっと頑なすぎるし、ゴドウィン、エルフリック、フェルモン、ラルフといったいずれ劣らぬ悪役たちはいかにも薄っぺらだ。おまけに読者サービスなのか露骨な性描写が多いのには辟易する。最後に伏線を回収してめでたしめでたしとなるところはうまくできているが、本編を読めばそれで十分だと思う。

  • 続編ものですが、まずページを開けて目についたのは、前作と比べて登場人物の多さ。あれだけ面白かった前作を上回れるのか。読む前からこちらが心配してしまいましたが、全くの杞憂でした。前作は登場人物も少なく、誰が悪い奴かもはっきりしていた反面、今回は登場人物が多いため人間関係も遥かに複雑で、まだこの時点では前作と違い、圧倒的な悪人もおらず、まだまだ手探りで読んでいる感じです。次に期待です!

  • ★評価は読了後に。
    長い、という予見があるからを差し引いても、この続編の上巻はちょっと惹かれるものが、、、
    無理やり続編を作って前作を超えられないという駄のスパイラルに入っていないか?厳しい戦いにならないことを祈ってます、作家殿。

  • どうしても、600ページ以上x上中下の3巻というボリュームから、少し手を付けられずに本棚に居座っていたが、読み始めてみると、やっぱり前作同様に圧倒的に面白い。それぞれ、登場人物が良いも悪いも個性的、自然と感情移入してしまう。建築職人のマーティン、自立心旺盛なカリス、マーティンの弟のラルフは悪名を轟かすのか、目が離せない状況の中で、上巻が終わった。

  • あの「大聖堂」がそのまま蘇ったかのような、同じくらいの厚さの文庫本で上中下巻……長い。「大聖堂」はとても好きだけど、歴史サーガなので人物は多いし時間はかかるし情熱も要るしで、しばらく敬遠していた。でも出先でついに上巻だけ購入。
    うーん、やっぱり面白い! マーティンてば、私の好きだったジャックにちょっと似てるじゃないの!(そりゃあ、血が繋がってるんだから当然かも知れないけど)。残りも楽しみではあります。
    でもちょっと思ったんだけど、上巻だけで官能的な場面が何度もって、どうなんでしょ。

  • 児玉清さんが一気読みの面白さ!とどこかに書いていらしたので期待して読み始めたものの、なんかそんなに面白くない…おかしいなあ、と思っていたら、市立図書館の職員が本を間違えていた。前書きを読んだとき、あれ??とは思ったのだけど・・・。
    まあそれはともかく、2巻目の途中からは面白くなってきて一気読みでした。幼い頃に出会った4人の少年少女がこれでもかというくらいドラマチックな人生を送るお話です。大聖堂はあんまりメインじゃなかったかな。次はちゃんと最初の大聖堂を読みます。

  • 前作大聖堂も長編でしたが、続編もかなりの長編ヽ(;´Д`)ノ
    トマスの手紙とマーティンがどのように絡んでくるのかワクワク。
    人生を綴った物語、マーティン・ラルフ・カリス・グウェンダの人生がどうなって行くのか。先読みができない不幸が襲ってくるんだろうな。。。
    グウェンダが切ないなぁ(>ω<。)

  • 「大聖堂」の続編。
    200年後、既に大聖堂が建っている街キングズブリッジ。
    騎士のサー・ジェラルドの長男でのちに建築職人になるマーティンと、その弟で大柄で強いが粗暴なラルフ。
    裕福な羊毛商人エドマンドの娘で利発な美少女カリス。
    土地を持たない貧民の娘グウェンダ。
    この子供らが森で偶然に、騎士が襲われて相手を殺す事件を目撃する所から始まります。
    そのときの騎士トマスは修道院へ。
    修道院長を目指す修道士ゴドウィンは、カリスの伯母の息子。穏当にふるまっていますが、実は野心家。
    修道院の内部抗争も描かれます。
    女子修道院の存在が大きくなっているのも、時代の流れというか、前作とは違う興味をそそります。
    グウェンダが恋するハンサムな農夫のウルフリックには婚約者がいました。
    望みのない恋に思えたが、思いがけなくウルフリックの親が亡くなって、その土地所有を巡って危機に陥る。
    当時は、当然のように息子が継げるというものでもなかったという意外な盲点が。
    薄幸のグウェンダが一途でけなげ。
    人が集まっている日に橋が落ちるという大惨事が起き、街は大混乱に。
    マーティンは親には期待されない息子でしたが、橋の欠陥を見抜き、才能を発揮していきます。
    カリスと想い合いますが、親方の娘に言い寄られて妊娠させたという騒ぎになり、それは濡れ衣だったのですが、ギルドに入れなくなり‥?!
    臨場感があり、ドラマチックです。

  • 2025.11.15読了

  • 最初は人間関係を把握するのが大変だった。マーティンの話の糸とグウェンダの話の糸が絡み合って進んでいくような構成のようだ。あともう一つの糸があるとすればゴドウィンの糸かな。こっちはそこまで後々まで絡んでくるかはわからないけど。
    雪だるま式に物語への興味が増大していく…!

  • 前作のことはすっかり忘れてたけど、全然問題ないね

  • 下巻にまとめて記載。

  • 12世紀のイングランドを舞台に王室・豪族・教会そして主人公の建築職人が織り成す壮大な物語。
    上巻では、職を失いながらも当時の建築業務の中ではダントツの威容を誇る教会建築の仕事を求める建築職人のトムがキングスブリッジ修道院院長のフィリップと出会うことから物語が始まる。大聖堂を建てたいという思い、家族、雇い主である修道院院長や副院長の間の確執さまざまな要素が絡み合いながら中巻へ続く。

    教会建築の面では11世紀に生まれたロマネスク様式(ヴォールトという天井構造の荷重を厚い壁で受ける方式)が12世紀後半に生まれたゴシック様式(フライングバットレスという外壁の外側からアーチをかけ側壁の荷重を支える方式)へと変遷する革新期と物語の時期が重なりダイナミックな要素として彩を添える。

  • 2013/02/12完讀

    時值1326年,總共四個主人公:エドマンド.ウーラー的女兒カリス、沒落貴族サー.ジェラルド的兩個兒子マーティン、ラルフ。カリス的朋友、窮困的勞動者女兒グウェンダである。四個小孩在森林遇見被追殺的騎士トマス.ラングリー,也共同保守這個秘密。

    四人長大後,マーティン因為不擅弓馬之藝,被父親送去當建築工的學徒,ラルフ則一心一意要挽回家中失去的榮光,投靠シャーリング伯爵帳下軍團。カリス和マーティン之間相愛,但カリス不想成為人妻就此一生,想要當懸壺濟世,但是當時的女性根本沒辦法,只有跟著マティ一起學配藥(後來被當作魔女就逃走了),一般協助父親的生意。グウェンダ的父親滿腦子都想要偷盜,グウェンダ只能自立自強努力想掙脫自己惡夢般的人生。

    キングズブリッジ修道院院長アントニー相當冥頑不靈,而這個城市是修道院的財產,ギルド也不能任意決定進步的措施。某天鎮上的橋崩落,院長也成為死者之一,為了鎮上的經濟起見,ギルド的主席エドマンド希望能建造新橋。他的外甥ゴドウィン,耍了手段當上了繼任的修道院長,更加地迂腐及自大,修道院和ギルド陷入更糟的關係。被老闆趕出而停止學徒生涯的マーティン,最後成功地獲得建造橋樑的機會。

  • 祖母の本を借りて。
    自分が建築家になる夢をもっていたことを思い出させられた。
    中が見つからないので、早く探して読みたい。

  • 全三巻読了。

    あの名作、大聖堂の続きが出ていたのを本屋さんでみた時にはテンション上がりまくりでした!!
    期待を裏切らない面白さ。
    読了までに4ヶ月近くかかったけれど、途中で挫折することなく読めたのが、何より面白い証拠(笑)

    カリスのマーティンへの想いと葛藤になんだか共感しました。
    歴史の臭いを感じる文章と物語の雰囲気がイイ!
    面白かったです。

  • 図書館の特別整理期間を利用して、長編に挑戦。
    あまりに面白く、ページをめくる手が止まらない。
    この作品が発表される18年前に、世界中で大ベストセラーになった作品の続編だそう。
    知らずに続編から読んでしまった。
    イギリスの1300年代が舞台で、修道院とギルドが勢力を持ち、女性は男性に服従すべきものと考えられていた頃の話。
    登場人物はたくさんいるけど、人物描写や心理描写が上手く、それぞれのエピソードがどれも面白い。
    これからどうなっていくのか楽しみだ。

  • 前作を読んでからとても時間が経ってしまったので、つながりの細かいところは失念。でもあの中世の職人(日本語の語感では小さいものを相手に作業している感じがするけれど、こちらは大建築。といって「石工」というのも、「建築家」というのもいまひとつピンと来ないなあ)の情熱、賢い女性の強さの描写に「そうそう、そうだった」と引き込まれました。中世の村や町の描き方もさりげなく細かく、とてもリアル。ファンタジー系ではヒーローの騎士が筋肉脳の体育会系(で残酷)なのも現実的です。

  • 前作「大聖堂」から二百年後のキングズブリッジが舞台。
    森で騎士が追っ手に追われている現場に遭遇した子どもたち、マーティンとラルフの兄弟、そしてカリスとグウェンダという二人の少女、この四人がさまざまな困難を乗り越えながらそれぞれの道を進んでいく物語。前作同様、いやそれ以上に、おもしろい!

    特に気になるのは建築職人のマーティンと羊毛商人の娘カリスの恋。「大聖堂」より今回のほうが、より恋愛色が強いような…。二人を応援してます。

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著者プロフィール

Ken Follett
ケン・フォレット
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞。1989年に発表された『大聖堂』は全世界で2000万部を超える大ベストセラーに。その後、続編『大聖堂-果てしなき世界』、「百年三部作」の『巨人たちの落日』『凍てつく世界』『永遠の始まり』を執筆、さらにはキングズブリッジ・シリーズの『火の柱』および本書を書き継いでいる。最新刊は『ネヴァー』。


〈扶桑社ミステリーのケン・フォレット作品〉
火の柱(上・中・下)
ネヴァー(上・中・下)

「2022年 『大聖堂 夜と朝と(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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