最後の初恋

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797346909

感想・レビュー・書評

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  • ニコラススパークスの映画は見たことあったけど読んだのは始めて。でもどの作品もThe ニコラススパークスって感じだと思う。

  • 純愛物もいいものだ。
    ポールにリチャード・ギアだそうだ。映画も見たいなあ。

  • お互いに結婚生活が上手くいかなかった過去を持つ、男女の静かで情熱的な恋の物語。
    一緒にいた時間は短い(5日間)けど、お互いに心から分かりあえた2人。
    【マディソン郡の橋】に少し似てる、、、^m^

    激しいけど静かでキレイな時間の流れ方が、なんとも言えず温かい気持ちになれた1冊。

  • 題名に惹かれて読みました。
    お互い離婚を経験し子供をもった男女が出会い恋に落ちる話。二人とも落ち着いた雰囲気なんだけどお互いを愛する情熱が伝わってきました。ストーリーは良くも悪くも王道。

  • 細井裕子さんへ。

  • 仕事第一で家族を顧みなかった外科医ポール50歳と、夫に裏切られて、今は一人で3人の子供の世話と年老いた父の介護をする日々のエイドリアン45歳が出会い、たった5日間だけの恋人同士という感じだったけど、年を重ねているからこそただ勢いで見境なく盛り上がるのではなく、自分たちに課せられている責任を負う大人の選択をとるという今の私にはない大人の気持ちが勉強できる本だったり、実は幸せはとてもシンプルなのかもと思ったりもしました。

  • またまた、スパークスです(笑)

    「女、45歳。男、54歳。人生で初めての本物の恋」という帯に反応!

    ポールとエイドリアンはお互い、結婚生活がうまくいかず、離婚している。
    二人とも、どちらかというと自分自身を責める形での離婚だったため
    苦悩も多い日々を送っていた。
    そんな二人がひょんなことから出会い、恋に落ちる。
    ストーリー自体はどこにでもありそうな感じもするが、そこはスパークスさん、
    最後に泣かせてくれました。

    ポールもエイドリアンも彼ら自身に非があるところが多いので、
    あんまり魅力を感じないし、この二人がくっついたとしても
    結局はまた同じ破局を迎えるんじゃないかな〜なんてことも思いながら
    読み進めた。
    でも、実際はポールもエイドリアンも、出会ったことで自分の人生を見直すことができたのだと思う。
    それはただ反省するとか後悔する、とかではなく
    もっと深いところでの気づき。

    人との出会いって、いろいろあって、その時点では「この人」と思っても
    時が経つうちに違うものに変わることもある。
    出会いもあれば別れもあるのだ。
    どんなに哀しい別れだとしても、幸せだった時間はあるのだし
    その時点では、それが「真実の愛」だったんだから、それでいいじゃないか。

    とはいえ、
    「真実の愛」に出逢えたとしても、上手く進まないことだってあるし。


    人生って本当に何が起こるかわからない
    だから、「今」を大切にして、毎日を楽しく幸せに生きていかなきゃいけないんだよね。

    最後はまた、泣かせてもらったけれど、話がうまくまとまりすぎてる気もした。

  • 『マジソン郡の橋』のような熟年男女の純愛ストーリー。45歳のエイドリアンは、夫に裏切られ、今は一人で3人の子供の世話と年老いた父の介護をする日々。もう、自分の中の女を意識したのはどれくらい前になうだろう。54歳で外科医のポールは、仕事に打ち込みすぎ、家庭をないがしろにしたために、愛する奥さんには逃げられ、一人息子には嫌悪され、気がついたら天涯孤独の身となっていた。その二人が、海辺の小さな村ロダンテの<イン>で出会い、激しい恋に落ち、5日間愛し合い、別れた。

    こうなると、ほとんどハーレー・クイーン・ロマンスのような物語となってしまうが、ニコラス・スパークスの恋愛小説は、いつも、単純に愛し合う2人の人間関係で話が終わらない。エイドリアンの長女は、夫に死別し、それ以降、うつ病のような物想いに沈む毎日を送っている。ポールは、一人息子との関係を何とか修復したいと望んでいる。それらの、いくえにも絡み合った人間関係の糸が2人の純愛を契機にほどけていく。

    離婚や、浮気や、無関心などにより、人生の喪失感を味わったことのある人にとっては、自分のことを『理解してくれる』、自分は『愛される価値のある人間である』と気づかせてくれる恋愛をすることは、人生を前向きに生きていくうえで最も必要なことではないだろうか?35歳以上で、愛を失った悲しみを持っている人にとっては、読んで損はなく、温かい読了感を与えてくれる筈だ。

  • 2008-11-156

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著者プロフィール

ネブラスカ州オマハ生まれ。大学を卒業後、さまざまな職業を経験。1996年に『きみに読む物語』を発表すると、全米で600万部を超す大ベストセラーとなり、一躍人気作家の仲間入りを果たす。その後も『メッセージ・イン・ア・ボトル』『親愛なるきみへ』など、すべての作品が全米ベストセラーの上位にランクイン、累計5000万部のセールスを記録している。

「2013年 『セイフ ヘイヴン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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