葉っぱのふしぎ 緑色に秘められたしくみと働き (サイエンス・アイ新書 (SIS-062))

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797346930

作品紹介・あらすじ

可憐な花や美味しそうな実に隠れてしまいがちだが、葉っぱは、植物そして動物たちすべての命を引き受けて、黙々と光合成をしている。太陽の光と地中の水と二酸化炭素から、酸素とデンプンを作り出すその働きは、何ものにも代え難いのだ。本書は、植物を心から愛する著者が、葉っぱの気持ちになって記した、葉っぱの本である。

感想・レビュー・書評

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  • 田中先生の本はかなり集めている。
    読みやすく、体系的に描かれていて頭に入ってきやすい。
    この本は今までの著書に書かれている内容も書かれており、語り口調のためかまるで講義を聴いている気分になる。
    カラーの図や絵もふんだんに入っており、内容が高度な理科の教科書のようだ。
    レベルは今までの本と同じくらいを想定しているが、よりわかりやすく書かれている。
    見てくれはやや幼稚だが、侮ることなかれ。
    植物の芽がいつ作られるのか、なぜ緑なのかをわかりやすく解説している。神戸の桜の狂い咲きの理由についても。

    しかし、なぜか後半読みにくかった。実験の図が多いからかな。

  • [ 内容 ]
    可憐な花や美味しそうな実に隠れてしまいがちだが、葉っぱは、植物そして動物たちすべての命を引き受けて、黙々と光合成をしている。
    太陽の光と地中の水と二酸化炭素から、酸素とデンプンを作り出すその働きは、何ものにも代え難いのだ。
    本書は、植物を心から愛する著者が、葉っぱの気持ちになって記した、葉っぱの本である。

    [ 目次 ]
    第1話 葉っぱがおこしたミステリー
    第2話 時を刻む葉っぱ
    第3話 光の色を見分ける葉っぱ
    第4話 働き者の葉っぱ
    第5話 葉っぱのパワー
    第6話 葉っぱの悩み
    第7話 葉っぱの運動

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    [ 参考となる書評 ]

  • 冒頭でだらだらとクイズ番組の再現が行われていて、まずそこで疲れはててしまった。本書が初めての田中修作品という人には良いのかもしれないけれど、ブルーバックスなどで既読の人は敢えて読むまでもないように思える。

    最近の理科の教科書風に、色をたくさん使っている点もおじさんとしては疲れちゃったのかもしれない。

  • 南雲先生おすすめ

  • 「理科」の内容を復習できた。

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著者プロフィール

1946年 群馬県生まれ
1976年 九州大学大学院博士課程修了(農業経済)、農学博士
1976年 群馬県勤務、県農業試験場研究員、県農業試験場農業経営課長、
県農林大学校農林学部長、県環境保全課長、県第一課長(企画課)、
県農政課長、県民局長、県理事兼農業局長を経て、2007年3月退職

「2018年 『老農船津伝次平の農法変革論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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