葉っぱのふしぎ 緑色に秘められたしくみと働き (サイエンス・アイ新書 (SIS-062))
- SBクリエイティブ (2008年4月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797346930
作品紹介・あらすじ
可憐な花や美味しそうな実に隠れてしまいがちだが、葉っぱは、植物そして動物たちすべての命を引き受けて、黙々と光合成をしている。太陽の光と地中の水と二酸化炭素から、酸素とデンプンを作り出すその働きは、何ものにも代え難いのだ。本書は、植物を心から愛する著者が、葉っぱの気持ちになって記した、葉っぱの本である。
感想・レビュー・書評
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田中先生の本はかなり集めている。
読みやすく、体系的に描かれていて頭に入ってきやすい。
この本は今までの著書に書かれている内容も書かれており、語り口調のためかまるで講義を聴いている気分になる。
カラーの図や絵もふんだんに入っており、内容が高度な理科の教科書のようだ。
レベルは今までの本と同じくらいを想定しているが、よりわかりやすく書かれている。
見てくれはやや幼稚だが、侮ることなかれ。
植物の芽がいつ作られるのか、なぜ緑なのかをわかりやすく解説している。神戸の桜の狂い咲きの理由についても。
しかし、なぜか後半読みにくかった。実験の図が多いからかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冒頭でだらだらとクイズ番組の再現が行われていて、まずそこで疲れはててしまった。本書が初めての田中修作品という人には良いのかもしれないけれど、ブルーバックスなどで既読の人は敢えて読むまでもないように思える。
最近の理科の教科書風に、色をたくさん使っている点もおじさんとしては疲れちゃったのかもしれない。 -
南雲先生おすすめ
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「理科」の内容を復習できた。