逢いたくなっちゃだめ (ソフトバンク文庫 ハ 4-1)
- ソフトバンククリエイティブ (2008年4月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797347340
作品紹介・あらすじ
無邪気で愛らしいしぐさを見せる猫の写真に、恋愛のさまざまなシーンを連想させる俳句を添えて…。写真は、日本全国のご家庭を訪問し、撮影してきた猫さんたちがモデル。俳句は、ぜひ猫好きの皆さんにも読んでもらいたい、古今東西の恋の名句が中心。親しみやすく、美しく、心に響く宝物のような五七五の音律と、かわいい猫たちの異色で粋なコラボレーション。
感想・レビュー・書評
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現代俳句とねこ写真のコラボレーション。
ねこに癒されつつ味わう俳句もなかなか。
しかしねこの句は全然無く俳句の解説がやや不粋。
ねこの写真集として楽しみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子猫〜ちょっと成長した猫たちまで
俳句の解説が蛇足だけれどもよい -
09/02/16
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先輩から勧められた本。殺人的なかわいさです。
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猫が可愛い俳句の本。
俳句の、本。
タイトルにもなっている
「椿さくたびに逢いたくなっちゃだめ」 池田澄子
もすごく共感できるのですが、他にも
「寂しいと言い私を蔦にせよ」 神野紗希
「たんぽぽと小声で言ひてみて一人」 星野立子
などなど、身に覚えのあるような、でも何だか特別なような、
そんな「恋」を思わせる俳句がたくさん。
「堅い」とか「難しそう」とか言わずに読んでみてほしい本。
因みに私にズシっときた句は
「百日紅まことの愛は遂になし」 金子兜太 -
椿咲くたびに逢いたくなっちゃだめ 作 池田澄子 さん