ビューティフル・カンパニー 市場発の経営戦略

著者 :
  • SBクリエイティブ
3.38
  • (1)
  • (1)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797349085

作品紹介・あらすじ

「経世済民」の思想をベースに、品格のある会社を目指す。それがこれからの日本企業の進むべき方向性ではないだろうか。マーケティングは、そのためにこそ機能する経営者のための道具だ。著者は、マーケティングをミドルマネジメントのための一機能として語る時代は終わったと思っている。大事なのは4Pではなく、企業と顧客とのより良い関係性の構築だ。儲けるための経営ではなく、千客万来をつくるための経営が今、求められている。では、いかにそうした会社をつくり上げ、機能する仕組みを構築することができるのか。そのためには、従来のメーカーのために発展したマーケティングでも、サービスマーケティングでもない、新たなサービス・ドミナント・ロジックに基づくマーケティングの考え方が必要になる。それはどのようなものかについて語りたい。そして、そのために必要なアンビション、仕組み革新、マーケティング・マッスルなどについてもその考え方を紹介していきたい。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 嶋口充輝先生著

  • 顧客基点(~視点とは似て非なる)に立った経営こそが、
    短期的な利益でない、長期的な会社のひいては社会全体の利益を産む。

    同一市場の競合他社との競争ではなく、
    お客様の側の岸に立ったマーケティングを行うことでお客様と恋仲になるべし、というようなことです。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

嶋口 充輝(しまぐち みつあき) 
慶應義塾大学名誉教授。元嘉悦大学大学院教授。経営学博士(Ph.D)。慶應義塾大学経済学部卒業後、フルブライト奨学生として渡米、ミシガン州立大学、慶應義塾大学、両大学院の修士・博士課程を修了。ルーベン大学、ウェスタン・オンタリオ大学、モスクワ大学、早稲田大学他の客員教授、日本マーケティング協会理事長などを歴任。数社の社外取締役、企業顧問を兼ねる。主著に『統合マーケティング』(日本経済新聞出版社、1986年)、『顧客満足型マーケティングの構図』(有斐閣、1994年)、『仕組み改革の時代』(有斐閣、編著、2004年)など多数。

「2021年 『戦略・政策研究への招待』 で使われていた紹介文から引用しています。」

嶋口充輝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×