- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797349269
作品紹介・あらすじ
俺達は壁の中で生まれ、そして壁の中で死んでいくはず、だった…。閉ざされた街"テレス"。天空に浮かぶ理想郷"セレス"に飼い殺された街。有害物質を含んだ雨が今日も静かに降り注ぐ、灰色の街。"アセンション"-一五年に一度開催される謎のイベント。そして"セレス"への唯一の脱出手段。五人ひと組のチームで課題をクリアし、最終的に選ばれた五人だけが"セレス"に行ける。俺は決めた。病弱な幼なじみの少女・美森と一緒に"アセンション"に参加することを。だが"アセンション"の実態は、脱落=死、という掛け値なしのサバイバルゲームだった!「一人で生き残るだけなら、簡単だ」。
感想・レビュー・書評
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天上の楽園セレスへ行く権利を5人1組の参加者たちが狙う.
そしてその試練の合格者は5人のみ.
そんな感じで
105人の参加者が戦うデスゲーム.
「合格者は5人.多くても少なくても駄目」
ってルールが今後重要な役割を持つ気がするんだ.
最終的に生存者4人で終了とか,そういうアレに.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008/07/15
汚染された地球に住む主人公達は、劣悪な環境を脱す為、15年に一度開催される<アセッション>を受けるのだが、、それは最後の5人になるまで続けられる死のゲームだった…みたいな話。
序盤の汚染された地球とか、そういう設定って必要だったんだろうか?とか思いつつ、月と地球の文化レベルを書くからには、最後まで生き残った後の月でとう立ち回るかまで視野に入れての設定なんだろうかと期待してしまう。
でも、多分最後まで生き残るor惜しい所で死んでそれで終わり。って展開になるに1ペソ。
好きなイラスト作家さんなんで、その分上乗せ評価だけど、普通に楽しめた。もう次の巻が発売決定してるらしいので、発売日が待ち遠しい。